【オーストラリア・モナッシュ大学研究】タバコの煙が肺の免疫細胞を弱める・・・喫煙者や受動喫煙、三次喫煙にさらされる人は呼吸器感染症（インフルエンザ）にかかりやすくなる

喫煙は広く蔓延しており、致命的ですが、タバコの煙が実際に深刻な呼吸器疾患を引き起こす仕組みについての理解は不十分で、効果的な治療法の開発が著しく妨げられています。

今日（TBC）、オーストラリアの研究者は、タバコの煙と電子タバコに含まれる複数の化学物質が、肺にある重要な免疫細胞の機能をどのように変化させるかを明らかにしました。

実験医学ジャーナル（JEM ）に掲載されたこの研究は、これらの変化により、喫煙者や受動喫煙、三次喫煙にさらされる人が呼吸器感染症にかかりやすくなり、慢性閉塞性肺疾患（COPD）などの喫煙関連の炎症性疾患が悪化することを示唆している。

喫煙は、感染症に対する免疫システムの反応を弱め、肺の炎症を促進し、世界第3 位の死亡原因である COPDを引き起こしたり、悪化させたりすることが知られています。

COPD患者はインフルエンザに感染しやすく、その結果、気道の炎症が悪化し、肺の気嚢の破壊が促進されて基礎疾患が悪化する可能性があります。現在、COPD に有効な治療法はありません。

https://www.news-medical.net/news/20250115/Study-reveals-how-cigarette-smoke-weakens-immune-cells-in-the-lungs.aspx