一方、世界の漁業生産量は右肩上がりだ。
なぜ世界では増えるのか。その鍵は養殖だ。
近年、日本でも養殖に乗り出す企業が増え、ブリやサーモンなどが育てられている。なかには海外に輸出し、成長する事業者まで現れている。
では、なぜ、これまで日本では養殖が広がってこなかったのか。
そして、今、養殖が広がる要因は何か。
宮崎県や鹿児島県、千葉県で展開する事業者や研究者を取材した。(文・写真:科学ライター・荒舩良孝/Yahoo!ニュース オリジナル 特集編集部)
沖合3.5キロの生け簀で育つブリ
雲一つない快晴の空。風はほとんどなく、波は穏やかだ。
海面に太陽光が反射し、キラキラと輝いている。
「今から、ここに生け簀が浮き上がってきます。よく見ていてください」
黒瀬水産(宮崎県)の米村輝一朗部長が、静かな海面を指さして言う。
3分ほどすると、海中から巨大な金網が水面に顔を出してきた。
10メートル四方、深さ8メートルもある箱形の生け簀だ。
ふだんは海中に沈められ、5000尾ほどのブリが飼育されている。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/0ff1e3b539e026946d9a3684c44585ed91060395
引用元: ・【養殖事業】沖合でブリ、陸上でサーモンを“生産” 魚が減るなか広がり出した養殖
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