引用元: ・警察&運輸局「不正改造車カスです。整備して運輸局に持ってこないと罰則」←万引き返したら無罪と同じ [866556825]
49台の車両を検査し、32台の不正改造車に整備命令書を交付したといいます。
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不正改造車は、公道を走行する際に定められている保安基準に適合せず、非常に危険で他の交通にも影響を及ぼします。
たとえば、ヘッドライトやテールライトの色を変えてしまうと、一体どんなクルマなのか、進んでいるのかバックしているのか、はたまた壊れて停止しているのか判断がつかなくなります。
また、大きなウイングや張り出したスポイラーを取り付けると、周りの人やクルマにあたったり、適切に取り付けていなければ脱落することも考えられます。万が一事故が起きれば、人に多大な傷害を与える可能性もあります。
また、爆音を撒き散らすマフラーを取り付けると、走行時に周囲への迷惑になるほか、運転手自身もクラクションや緊急車両の音などがかき消され、非常に危険です。
いっぽう、こうした不正改造車は例年、年末年始にかけて発生します。昔のいわゆる暴走族や走り屋などによる「初日の出暴走」や「走り初め」のような行為が今でも残っているのです。
単に不正改造したクルマで爆音で迷惑走行するだけでなく、高速道路のパーキングエリアを占領したり、どこかの施設に集まって空ぶかしやドリフトなどの暴走行為を行っており、付近住民や一般ドライバーに多大な迷惑を及ぼしています。
このうち32台で、騒音基準を満たさないマフラーの取り付け、違法な灯火器の取り付け、最低地上高不足、後写鏡の取外し、回転部分突出が確認されました。
32台には「15日以内に、保安基準に適合するようにクルマを直して見せに来なさい」という内容の「整備命令書」が交付され、改造車の所有者は最寄りの陸運局などにクルマを持っていき、確認を受ける必要があります。
国土交通省は「引き続き、街頭検査の実施などを通じて不正改造車の排除に取り組んでまいります。」としています。
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