ボックスの上部にあるスロットにスマホを差し込むと、中からまるでプリンターのような機械的な音が聞こえた。
しかし、この卓上デバイスは紙を出力する代わりに、スマホケースに新しいバッテリーを装着してくれる。その作業はわずか数秒で完了した。
この「Swippitt」というデバイスは、CES 2025で初披露され、6月に出荷予定だ。これまで見た中で最も独特(そして高価)なスマホのバッテリー寿命延長方法かもしれない。
iPhoneの充電を「数秒」で終わらせるデバイスを見つけた:CES 2025
https://japan.cnet.com/article/35228112/
引用元: ・iPhoneの充電を数秒で終わらせる画期的なデバイスが爆誕 [323057825]
Swippittハブには5つのバッテリーが内蔵されており、常に充電と管理が行われているため過熱しない仕組みだ。
ケース付きスマホをスロットに差し込むと、ハブはケースからバッテリーを取り外し、別の充電済みバッテリーを装着する。
従来のバッテリーケースは存在していたが、Swippittの利点は、ハブにスマホを2秒差し込むだけで瞬時に追加のバッテリー寿命が得られる点だ。
バッテリーケースを使う場合のように、ケースを手動で充電したり、充電完了を待つ必要がない。
Swippittの創業者兼CEOであるパドレイク・コノリー氏と、CMOのナンシー・スミス氏は、このデバイスを家族で共有する家庭向け製品として位置付けていると話す。この考え方により高価格も正当化できるという。
将来的には、空港や大学の寮など、頻繁に充電が必要とされる公共スペースでの利用にも理想的だと考えている。
コノリー氏によれば、この目立たない箱の中では、バッテリーを交換するわずか数秒間に多くのことが行われている。
ケースに新しいバッテリーを装着するだけでなく、消耗したバッテリーを適切な場所に移動させ、次に使用するための充電済みバッテリーを準備している。
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