長期金利の上昇が続く中、9日の債券市場でも代表的な指標となっている10年ものの国債利回りが一時、1.185%に上昇し、2011年6月以来、およそ13年7か月ぶりの高い水準となっています。
長期金利は、日本国債が売られて価格が下がると上昇するという関係にあり、住宅ローンの固定金利などにも影響します。
長期金利は去年の年末以降、上昇が続いていて、9日の債券市場でも午前中、日本国債を売る動きが強まり、代表的な指標となっている10年ものの国債利回りが一時、1.185%まで上昇しました。
これは2011年6月1日以来、およそ13年7か月ぶりの高い水準です。
背景にはアメリカの金利上昇があり、金利の高いドルが買われて円安が進んでいるため、日銀が近く物価の上昇を抑え込もうと追加の利上げに踏み切るのではないかという見方が広がり、日本でも金利が上昇した形です。
アメリカでは1月に就任するトランプ次期大統領の関税政策によってインフレ傾向が長引くのではないかといった警戒感が広がって長期金利の上昇が続いていて、市場関係者の間では日本の金利もしばらくは上昇傾向が続くのではないかといった見方が出ています。
NHK NEWS WEB 2025年1月9日 12時41分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250109/k10014688731000.html
引用元: ・【経済】長期金利 10年もの国債利回り 約13年7か月ぶりの高水準に [Ikhtiandr★]
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