長崎市の女性(88)は、自宅そばにある夫の墓を2年以上も訪れていない。墓参りするには高さ6メートルの急な階段を上らなくてはならず、足腰が弱くなった老体にはきつい。階段の途中でふらつき、近隣住民から助けられたこともあった。バスで墓地を通り過ぎるたびに、心の中で「ごめんなさい」と謝り続けた。
息子は遠方に住んでおり、墓の管理を任せるわけにはいかない。昨年11月に墓じまいを決意し、市の中心部にある寺の納骨堂を80万円で購入した。管理は不要で、手ぶらで参拝できる。永代供養も含まれており「私が死んでも子どもに迷惑がかからない。元気なうちに準備できてよかった」と胸をなで下ろした。
厚生労働省の衛生行政報告例によると、改葬(墓じまい)は増加傾向にあり、2023年度は…(以下有料版で,残り1267文字)
西日本新聞 2025/1/5 6:00
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/1300291/
引用元: ・立地、費用…それぞれの「墓じまい」の事情 終活は「安近楽」がトレンドに [蚤の市★]
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