琉球王国時代の正月儀式を再現する「新春の宴」 首里城公園

01月01日　14時08分

６年前の火災で主な建物が全焼し、再建に向けて工事が進む那覇市の首里城公園では、琉球王国時代の正月儀式を再現する催しが行われ多くの人でにぎわっています。

この「新春の宴」は那覇市の首里城公園で毎年、正月に開かれています。

１日は、琉球王国時代の元日に行われていた「朝拝御規式」の一部、「子之方御拝」という拝みの儀式が再現されました。

国王や家臣などが参加し、神様に１年の平穏を祈願した儀式です。

色鮮やかな衣装に身を包んだ国王役と王妃役が正殿前の奉神門から姿を現すと、訪れた人たちが写真や動画に収めていました。

また、会場の広場では特別な行事で演奏された「御座楽」と呼ばれる宮廷音楽も披露され、訪れた人たちは、新春の青空のもと響く美しい音色に耳を傾けていました。

南城市から訪れた１９歳の大学生の女性は、（略）

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