このまま皇室に残るのか、それとも結婚し皇籍を離脱されるのか。これからの1年間を占う。
「この1年の佳子内親王殿下はギリシャを公式訪問されるなど、精力的に公務に取り組まれており、皇族としての使命をしっかり果たしておられます」
元宮内庁職員で皇室解説者の山下晋司氏は、最近の佳子さまのご様子を見てこう話す。
12月16日、佳子さまは緑豊かなまちづくりに貢献した団体を表彰する「みどりの『わ』交流のつどい」に出席された。
「知多半島の緑化に取り組み内閣総理大臣賞を受賞した大学生らに対して、佳子さまは積極的に話しかけて懇談されていました。昨年11月に訪問先のぺルーでマチュピチュをご覧になった際は、『おぉ……という感じがすごくします』というコメントが物議を醸しましたが、同じ方とは思えないほど熱心に取り組まれていましたね」(皇室担当記者)
「ロイヤルニート」–かつてネット上では、佳子さまをそう批判する声も少なくなかった。2019年に国際基督教大学(ICUを卒業された後、2021年に非常勤の嘱託職員として全日本ろうあ連盟に勤務されるまで、進学も就職もしなかったからだ。そんな佳子さまがなぜ、これほど公務に熱心になったのだろうか。
最大の理由は、結婚に向けた「タイムリミット」が迫りつつあるからだ。
「女性皇族に結婚後も皇室に残っていただくことについて、各政党間で議論されています。ただ、この案が成立しても、現行制度下で成長された女性皇族については、ご本人の意志を尊重することになるでしょう。つまり皇室に残るか否かをご本人に決めていただくということです。
しかし全国民が注視している中で、その過酷な選択を本当にご本人の意志だけでできるのかどうかは疑問です。もし佳子内親王殿下が結婚後は皇室から離れたいとのお考えなら、法改正される前にお相手を見つけて結婚されたほうがいいと思っています」(前出の山下氏)
皇族数の減少を憂いてこのまま皇室に残られるのか、それとも結婚を機に皇籍を離脱されるのか――佳子さまの答えはもう決まっている。公務に熱心に取り組まれるのも、近いうちに結婚して皇室を出ていくという決意の表れなのだ。
「公務を通して、国民への義務を果たそうというお気持ちが強くあるのは間違いありません。結婚を国民から祝福してもらえるように、ご公務を通してより親しみやすい存在になろうと努力されているのでしょう」(宮内庁関係者)
引用元: ・【皇室】30歳の佳子さま、ご結婚の「タイムリミット」が迫る…
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