なんと今回の『ライオン・キング:ムファサ』のオープニング成績は2019年の『ライオン・キング』比で18%と大低迷している。 『アイアンマン』シリーズで知られるジョン・ファヴローが監督を務めていた前作から一転、今作『ライオン・キング:ムファサ』の監督を務めているのは『ムーンライト』でアカデミー賞作品賞を受賞したバリー・ジェンキンス。ただ、だからといって作風が大きく変わっているわけではなく、観客の世代を選ばないエンターテインメント性も前作に引けをとっている部分はない。作品評価も「前作を超えている」とする批評家も多い。だとしたら、どうしてこんな結果になったのか?
指摘されているのは、前作の公開時には大きな話題となったフルCGによる『ライオン・キング』の世界の映像表現が、5年経って新鮮味がなくなってしまったということ。また、前作の単純な続編ではなくプリクエル(前日譚)であるということも、客足に影響してしまったのではないかということ。ただ、結果が出てからでは、いくらでも後付けで理由を挙げることはできるだろう。公開前に、ここまでの不振を予想していた声はほとんどなかった。

引用元: ・なぜライオンキングはここまで失敗したのか [421685208]
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