12/26(木) 12:10 マグミクス (LUIS FIELD)
マンガやアニメの最終回は、物語のなかでも特に重要な要素のひとつで、作品によってハッピーエンドだったり、バッドエンドだったりと多種多様です。そのなかでも、主要人物がことごとく命を落とす「全滅エンド」は、多くのファンに衝撃を与えました。
※この記事には『鉄腕アトム』『デビルマン』『ザ・ムーン』物語終盤の内容を含みます。
「全滅エンド」は、特に昭和の名作に多く見受けられます。例えば手塚治虫先生が生んだロボットのヒーロー「鉄腕アトム」は、数あるマンガ作品のなかの一作『アトムの最後』であっけなく破壊される様子が描かれました。
そもそも人気作だった『鉄腕アトム』は、さまざまな媒体で多くの短編が発表されており、最終話は複数あるといわれています。そのなかのひとつ『アトムの最後』は「別冊少年マガジン」(講談社)に掲載された作品です。
同作はアトムが活躍した21世紀からさらに何年か経ったあとの「ロボットが人間を支配する世界」が舞台です。アトムはロボットから逃げていた主人公「丈夫」を助けるため、追っ手のロボットと衝突するも、たったひとコマで爆破されます。強かったはずのアトムが瞬時にいなくなり、さらに丈夫も殺されてしまうラストは、多くのファンに衝撃を与えたのではないでしょうか?
また、全滅エンドで有名な作品を語るうえでは、1972年から「週刊少年マガジン」(講談社)にて連載された永井豪先生の『デビルマン』も欠かせません。同作は人間でありながら悪魔の力を得た主人公「不動明」が、ヒロイン「牧村美樹」の家に居候しながら「デーモン」一味と戦う様子が描かれました。
問題の最終話では、明の親友「飛鳥了」が敵の「サタン」であると発覚し、了の裏切りによって牧村家はデーモンの一味と勘違いされます。そして「悪魔狩り」によって牧村夫妻や息子はもちろん、明が愛していた美樹も惨殺されました。最終的に明が命をかけて守った人間は滅び、サタンと戦い続けた明も絶命します。報われない結末ではあるものの「人間の悪の部分」を描き上げた作品として今もなお語り継がれている作品です。
ほかにも全滅エンド作品といえば、1972年から「週刊少年サンデー」(小学館)で連載されたジョージ秋山先生の『ザ・ムーン』も当てはまるでしょう。
(※以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。)
引用元: ・【芸能】強かったはずのアトムが1コマで消滅も? 全滅エンドで誰も報われなかった昭和の名作3選 [湛然★]
毛根が全滅?
全滅エンドとはイデオンのような作品じゃね?
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