大手ポータルサイト「ネイバー」の「検索トレンド」を分析したところ、ショッピング分野別のクリック数や検索キーワードの動向を示す「ショッピングインサイト」の生活・健康カテゴリーでは、8日に「応援棒」の検索が1位を記録した。5~7日にはトップ10にも入っていなかったキーワードが、8日に一気にトップに躍り出た。
応援棒の検索量は6日から徐々に増え始め、8日に急増した。特に40代の検索量が顕著に増加し、それに次いで30代、さらに50代の検索量も大幅に増加した。応援棒を持ってデモに参加したいという40~50代が増えたためとみられる。
中古品取引プラットフォーム「タングンマーケット」では、応援棒の取引が通常より活発化している。アイドル応援棒を販売する投稿や「発光性能が優れている」という「NCT」の応援棒など、特定の応援棒を求める投稿が目立つ。
特に、NCTの応援棒「ムムウォン棒」はネオンカラーで視認性が高い上に、四角い形状で文字を貼り付けやすい点が評価されている。
「デモ用におすすめ」として応援棒を貸し出す投稿もあった。「本当に明るい」「平日は学生なのでデモに行けないため、平日に参加する方に無料で貸します」「デモ参加者には携帯カイロを無料で提供します」といった内容の投稿もあった。
応援棒が弾劾デモで注目された背景には、2016年のパク・クネ(朴槿恵)大統領(当時)の弾劾デモ時、与党「国民の力」のキム・ジンテ議員(現江原道知事)が国会委員会で「ろうそくはろうそく。風が吹けば消える」と発言したことが関係している。この発言を受けて消えにくいLEDろうそくが注目され、その流れが応援棒に引き継がれた形だ。
SNSやオンラインコミュニティーでも応援棒に関連する投稿が活発化している。「ライブ以外で使うことがなかったが、こうして使えるのは良い」「音楽番組が中止された怒りを抱えたファンが、どこに向かうか見てほしい」「中学生の娘が貸してくれた。大切に使って返してと言われた」など、多様な意見が寄せられている。
ある業界関係者は「弾劾デモが始まってから数日しか経っておらず、販売数を把握するのは難しいが、既に持っている応援棒をデモで活用する市民が増えているようだ」と話しす。
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KOREA WAVE/AFPBB News 2024年12月11日 7:00
https://www.afpbb.com/articles/-/3553351
引用元: ・【韓国】「ろうそくは風で消える」アイドルを応援するための「棒」が人気 弾劾デモの新たな象徴に [12/11] [ばーど★]
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