【朗報】スルメ豊漁

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１１月の函館市の市営市場でのスルメイカの取扱量は１１９トンで、過去の同じ月で比べると７年ぶりに１００トンを上回りました。
専門家は「道南付近に回遊する冬生まれの個体が一時的に増えている可能性がある」などと分析し、今後の動向を注視しています。函館市によりますと「函館市水産物地方卸売市場」で取り扱った１１月の生のスルメイカの量は１１９トンと、去年の同じ月と比べ４３トン増えました。
スルメイカ漁は記録的な不漁が続いていて、１１月の取扱量が１００トンを超えたのは平成２９年以来、７年ぶりで、
月別にみてもひと月あたりに１００トンを超えたのはおととしの９月以来です。
スルメイカの生態に詳しい函館頭足類科学研究所の桜井泰憲所長は「冬生まれの個体が生息に適した水温にしたがって津軽海峡に回遊する量が一時的に増えている可能性があり、
先月については秋と冬に生まれた両方の個体を漁獲できた状況がみられる」と分析し、今後の動向も注視したいとしています。