韓国社会政策研究院のビョン・ヨンチャン研究委員は「両国ともに家父長的な文化が強く残っていて、保育環境が似ている。日本は先に少子化が始まった」とし「にもかかわらず韓国より高い水準で出生率が維持されている」と述べた。ビョン氏は最近、社会政策研究院主催のセミナー「人口政策このままでよいのか」で、「韓国と日本の出生率の特徴と示唆点」の分析結果を発表した。
特異な点は未婚率だ。日本がはるかに高い。2020年を基準に50歳の女性が未婚である比率は韓国が7.6%であるのに対し、日本は17.8%にのぼる。男性はそれぞれ16.8%、28.3%だ。ビョン氏は「韓国は日本より遅く結婚するが、50歳までにほとんどが結婚する傾向にあり、日本はその反対であるようだ」と分析した。未婚率の増加傾向も韓国が急激だ。過去20年間に韓国は4.8倍に、日本は3倍に増えた。
ビョン氏は「結婚の費用を抑え、住居支援などで20代の結婚の障害を除去し、初婚年齢を低め、有配偶者出生率を高め、婚外出生を認める雰囲気を作り、政府が積極的に支援する必要がある」と指摘した。ビョン氏は「日本は中央・地方政府、大企業・中小企業、市民団体が共に少子化問題の解決に取り組んでいる。韓国も企業と市民団体が役割をしなければいけない」と提案した。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/b167837081b62e7582ca479992a18fd416dcf2ae
引用元: ・【韓国】「子どもを産む25-29歳女性、韓国の3.3倍」…日本「出生率1.2人」の秘訣
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