駐車場問題
記事によると、広東省在住の徐(シュー)さんは「私が住んでいる団地は過去にはNEVが普通に出入りできていたが、今年6月に不動産管理会社が突然、安全のためと言ってNEVの敷地内への進入を禁止すると通達してきた」と語った。徐さんは管理会社と何度も話し合ったが決定は覆らず、仕方なく団地から徒歩10分余りの場所にある別の駐車場に駐車するしかなくなったという。
今年初めに海南省にドライブ旅行に出かけた北京市在住の張(ジャン)さんは「私の車(NEV)の航続距離は400キロほどしかないので1日に1回は充電しないといけないが、ほとんどのホテルはNEVの進入が禁止されている地下駐車場しかなく、充電スタンドもない。近くの駐車場を探さないと行けなくて不便だ」と語った。
天津市の李(リー)さんは「新しく購入したNEVで山西省に旅行に出かけたが、ホテルの地下駐車場はNEVの進入が禁止されていたため、近くの有料駐車場に止めるしかなかった」と回想。李さんは車を充電状態にしてその場を離れたが、翌朝戻ってみるとロックがかかり400元(約8300円)余りの「占拠料」を支払わなければならないことになった。フル充電後、一定時間内に駐車スペースから離れないと料金が発生する仕組みになっていたという。
李さんは「ガソリン車ならホテルの地下駐車場に無料で駐車できる。NEVに乗り換えたばかりにホテルに駐車できなかっただけでなく、こんな落とし穴まであるとは思わなかった。腹が立ったのは、ガソリン車であれば充電用駐車スペースに駐車していても占拠料を払わなくていいという点だ」と不満を述べた。
(略)
メンテナンス問題
NEVをめぐっては、メンテナンスコストの問題も指摘されている。記事によると、現在、中国の市場に出回っているNEVについては、購入者にモーター、バッテリー、電子制御システムの永年保証を提供している。しかし、陝西省在住の馬(マー)さんは「この品質保証は新車でないと適用されず、事故などで損傷していないこと、規定通りのメンテナンスを行っていること、製造元の部品を使用することなど、厳しい条件が付いている。また、どの程度の劣化で交換してもらえるのかの基準もあいまいで、変化もしている」と話した。
江蘇省在住の陸(ルー)さんは、5年前に購入したNEVが今年故障を起こし、保証により新しいバッテリーに交換してもらったが充電量は依然として低かった。そこで再交換を要求したが、基準を下回る数値ではないとして拒否されたという。陸さんは「自費で交換すると10万元(約207万円)近く。購入しても数年しか運転できないのはあまりに不公平。バッテリーの評価に関する明確なプロセスが必要。現在のような一律かつあいまいな基準では品質保証にならない」と漏らした。
(略)
記事は「ガソリン車の所有者に比べ、NEV所有者はメンテナンスの難しさとメンテナンス費用の高さという二重の問題に直面している」と指摘。専門家が「ガソリン車と比べてNEVはスマート端末のようなもので自動車整備と電気の両方を理解していなければならず、専門的な修理サービスの供給が需要に追い付いていない。人件費や専門機器の使用を考えると、修理費用はどうしても高額になる」と語ったことを伝えた。
保険料問題
NEVはガソリン車に比べて保険料が高額になるという問題もある。周(ジョウ)さんは「ガソリン車に比べて保険料がはるかに高く、更新も難しい。数年前に19万元(約395万円)でNEVを購入したが、保険料は毎年6000元(約12万5000円)近くと、友人が所有するガソリン車の保険料の数倍高い。その上、保険料も絶えず値上がりし続けている。保険を使うと保険料はすぐに年1万元(約20万7000円)を超え、3回使えば更新を拒否されることもある」と語った。
また、陝西省の史(シー)さんは2022年にNEVを購入し、一切事故を起こしていなかったが、今年11月に契約していた保険会社から更新を断られ、他の保険会社にも契約を拒否された。
全文はソースで(翻訳・編集/北田)
https://www.recordchina.co.jp/b944789-s25-c20-d0052.html
引用元: ・新エネルギー車を買ったばかりに……所有者を襲うさまざまな悲劇―中国メディア [11/30] [昆虫図鑑★]
自転車作れないんだっけ
いまならもう回転部品含めて中国で作れるよ、中華製品悪かろう安かろうが定着したからね
情報統制された中国で国策EVの不具合情報さがすの
難しいかも?
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