2024.11.29
集英社オンラインが『なぜ都会では“カフェでひと休み”すらできないのか?「カフェ難民」が続出している根本的原因』という記事を配信したのは、今年10月26日のこと。
その後、「カフェ難民」という言葉はX(旧Twitter)でトレンドワードとなり情報番組でも取り上げられた。多くの人々が自身の見解を投稿するなか、「都心のベンチ不足」が要因として多くあがっている。果たしてその因果関係は?
集英社オンライン編集部ニュース班
「まともに座れるベンチがない印象」
「カフェ難民」に関する記事の反響として多かったのは、公園や街中にあるベンチの数や質についての議論だ。
〈もはや都心では映画館のロビーくらいしか、まともに座れるベンチがない印象〉
〈「街なかにベンチがないから」が大きいと思うのだが、なぜかそれには一切、言及のない謎記事〉
〈誰もが無料で利用できる公共の公園やベンチを増やすべき〉
〈普通に休憩で座るスペースが無いのもたしか。昨日六本木歩いてたら歩道沿いに人がずらっと座ってて何の行列?と思ったら単にベンチが並んでいて座っていただけだった。カフェよりベンチが必要よ〉
など、SNSでは多くの人々が“無料で座れる場所”の減少を指摘。飲み物や食べ物でなく、休憩場所を求めた人々がカフェに流れ込み、混雑を引き起こしているのではないか、といった意見が相次いだ。
たしかに、近年ではコロナ禍による“密”の回避や、路上生活者による占拠対策として、「公共空間からベンチが減っている」という指摘がたびたび話題になっている。
ベンチについても、SNS上では「排除アート」や「意地悪ベンチ」と呼ばれる座り心地の悪いデザインが増えていると問題視されることが多い。
新宿にある「排除アート」の一種。座れなくはないが快適さはない(撮影/集英社オンライン)
こうした意見を受け、前回に続き、カフェの混雑が著しい街・渋谷を再訪。無料休憩スポットとして有名な「MIYASHITA PARK」屋上の区立宮下公園に行ってみた。
引用元: ・「カフェ難民」続出の原因は“排除アート”にあった? 管理者は“座らせない”意図を否定…休憩場所を積極的に提供する施設も
東京に来るべきではない
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