巨匠クリストファー・ノーランの傑作『TENET/テネット』や、アリ・アスター監督の『ボーはおそれている』など、一筋縄ではいかない映画が揃いました
『ボーはおそれている』(2023)
『ミッドサマー』(19)のアリ・アスターが監督と脚本を手掛ける本作。『ジョーカー』(19)のホアキン・フェニックスとタッグを組み話題となった。
主人公の常に不安を抱える男・ボーが、母の死をきっかけに帰省する壮大な旅を描いている。その奇奇怪怪な道中は、現実なのか夢なのか、はたまた妄想なのか。難解なストーリーが観るものを考察の渦へと巻き込む。
『裏切りのサーカス』(2011)
『ぼくのエリ 200歳の少女』(08)のトーマス・アルフレッドソン監督によるスパイ映画。
舞台は英国とソ連の熾烈な情報戦が繰り広げられる東西冷戦下。英国諜報部「サーカス」を去ったスマイリーが、組織の幹部に潜り込むソ連のスパイ“もぐら”を捜しだすストーリー。(中略)
『サスペリア』(2018)
1977年に公開されたダリオ・アルジェント監督の「魔女3部作」の一つである同名作品を、『君の名前で僕を呼んで』(17)のルカ・グァダニーノ監督がリメイク。物語は主人公・スージーがベルリンの舞踊団「マルコス・ダンス・カンパニー」に入団するところから始まる。スージーは振付師マダム・ブランに気に入られ瞬く間にセンターの座を獲得する。一方、彼女の周りではダンサーが次々と失踪するなど不可解が出来事が頻発。スージーは舞踊団に隠された恐ろしい秘密に触れることとなる。全体的に難解な構成ながら、独特な色使い、映像美に虜になる人も後をたたない。
『TENET テネット』(2020)
『インセプション』の、クリストファー・ノーランが監督と脚本を担当。
ジョン・デヴィッド・ワシントン演じる名も無き主人公が、未来で起きる第三次世界対戦を止めるため、“時間からの脱出”というミッションを課せられるストーリー。刻一刻と進んでいく時間のルールをテーマにしている。
“時間を逆行する”という超難解な設定と圧倒的な映像体験で、公開時には劇場に何度も足を運ぶリピーターが続出。頭をフル回転させながらの鑑賞がおすすめ。
『マルホランド・ドライブ』(2001)
“カルト界の帝王”デヴィッド・リンチが監督と脚本を担当。
ある夜、女優を目指すベディの家に、リタと名乗る謎の女性が転がり込む。リタは事故によって記憶喪失となっており、ベディは彼女の記憶を取り戻す手助けをする。(中略)
『ミスター・ノーバディ』(2009)
ジャコ・ヴァン・ドルマルが監督・脚本を務める本作。
舞台は西暦2092年。人間が不死を手に入れた世界で、死を迎える最後の1人である118歳の老人・ニモの記憶を巡る物語。ニモはこれまでの人生の分岐点を振り返っていく。
物語の中では、人生の選択の場面で“選択した人生”、“しなかった人生”それぞれが交錯して展開していく。何が真実なのか、時間軸はどこなのかなど、複雑な内容となっている。
『哭声 コン』(2016)
『チェイサー』『哀しき獣』などを手掛けた、鬼才ナ・ホンジン監督作。
物語は田舎の平穏な村に、得体の知れない男がやってくることから始まる。男の不穏な噂が広がっていくと同時に、村では残虐が事件が多発するようになる。(中略)
『別れる決心』(2022)
『オールド・ボーイ』の、パク・チャヌク監督最新作。
男が山頂から転落死した事件をめぐる男女の物語。(中略)
『雲のむこう、約束の場所』(2004)
『君の名は。』などの話題作を生み出すヒットメーカー・新海誠監督による長編デビュー作。(中略)
『ヘレディタリー/継承』(2018)
『ミッドサマー』の、アリ・アスターが監督と脚本を担当した長編デビュー作。
グラハム家の祖母・エレンの死をきっかけに、娘・アニーとその家族が不気味な出来事に巻き込まれ、崩壊していく様子を描く。
アニーらに降りかかる現象はグラハム家が抱える“ある秘密”が鍵となっており、作品全体を通して伏線が多数仕掛けられていることも特徴。その伏線の細かさゆえに、映画を繰り返し観ることで新たな気づきを得るファンも多い。(中略)
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引用元: ・映画ファンが「どういうこと?」「頭おかしくなる」と混乱 難解すぎる考察系映画おすすめ10選 [muffin★]
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