今年3月、“車椅子インフルエンサー”の中嶋涼子さん(38)が、映画館での介助を断られたことを「悔しい」とXで報告したところ、「自分勝手すぎる」などと批判が殺到する騒動があった。AERA dot.は当時炎上の渦中にいた中嶋さんに取材し、本人の思いを記事にした(映画館での“介助”をめぐり炎上した「車椅子インフルエンサー」が明かす、“騒動への思い”と驚きの“後日談”)。
しかし、騒動はその後、予想外の展開を迎えていた。中嶋さんが「あの時の悔しさは無駄ではなかった」と語る“後日談”とは。
https://news.yahoo.co.jp/articles/05286e22d1e422ae4c3d553ccdff7542ec41e2d0
引用元: ・「車椅子インフルエンサー」の炎上騒動後、映画館に“変化”が…スロープと車椅子席が設置されていた! [178716317]
一部抜粋3月15日、映画好きの中嶋さんはいつものように「イオンシネマ シアタス調布」を訪れた。
あいにく、目当ての映画「52ヘルツのクジラたち」は、全席プレミアムシートで車椅子席やスロープのない「グランシアター」でしか上映されていなかった。
そこで中嶋さんは、これまで同様、劇場スタッフに車椅子を持ち上げてもらって座席に移動し、鑑賞した。
しかし帰り際、スタッフから「グランシアターは段差があって危なく、スタッフも時間があるわけではないので、
今後はこのスクリーン以外で見てもらえるとお互いいい気分でいられると思うのですが……」という懸念を伝えられたという。
突然介助を断られたことにショックを受け、映画館のトイレで泣いたという中嶋さん。
その日、一連の経緯をXで発信すると、「介助してもらえるのが当然と思うな」「感謝が足りない」といったバッシングに見舞われた。
「ダイレクトメールでは、『俺がお前を殺してやる。障害者様が通用するのは今日までだ。電動車いすでどこまで逃げられるかな。せいぜい楽しませてくれよ』などと殺害予告が何件も届いて、警察に被害届を出しました。
犯人はその後逮捕され、そのほかの誹謗中傷にも法的措置を取ることにしましたが、さすがに怖かったです」(中嶋さん)
炎上の中でも抱いていた「希望」 鑑賞した映画の評論を毎週のようにアップするなど発信を続けるうち、半年ほどたつと炎上ムードが落ち着きはじめた。中には、「本当に映画が好きな方なんだと分かりました」と“アンチ”から“ファン”に転向する人まで出てきた。
そして10月9日。「今年1番うれしかったこと」が起きた。
仕事終わり、鑑賞6回目となる「ラストマイル」を見ようとシアタス調布に行き、車椅子席のチケットを買った中嶋さんは、劇場の扉を開けて息をのんだ。
かつて悲しい思いをしたグランシアターが大幅に改装され、スロープと車椅子席が設置されていたのだ。その時の感動を、中嶋さんはこう振り返る。
「工事にはそれ相応の費用と時間がかかるはずなのに、いつの間に……!と驚きました。以前話し合いをしたイオンシネマの方からは何も聞いていなかったので、
ドラマチックな展開に、映画が始まる前から泣いてしまいました。周りのお客さんは何事かと思っていたでしょうね(笑)」
中嶋さんは翌日、SNSで「あの時流した悔し涙があるから今があって、、、嬉し涙が止まらない」などと喜びの報告をした。
スロープ作ったから自己責任で移動してね
怪我しても責任負えませんってやつでね?
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