APEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議のため、ペルーの首都リマを訪れている石破総理大臣は、日本時間の16日午前7時
すぎから30分余り、中国の習近平国家主席と初めてとなる日中首脳会談を行いました。
冒頭、石破総理大臣は「日中両国は地域と国際社会の平和と繁栄に重要な責任を有している。両国の間には発展に向けた大きな
可能性が広がっていると同時に、多くの課題や懸案が存在している」と指摘しました。
その上で「両国が『戦略的互恵関係』の包括的な推進と、建設的かつ安定的な関係の構築という大きな方向性を共有することは
国際社会にとって重要な意義がある。習主席との間で率直な対話を重ねる関係を築いていきたい」と述べました。
そして「日中関係を安定的に進めていくため国民の納得と共感が不可欠だ。日中関係が発展してよかったと国民が実感できる具体的
な成果を双方の努力で積み上げていきたい」と強調しました。
会談では、両国が「戦略的互恵関係」を推進し、建設的で安定的な関係を構築していくことを確認したものとみられます。
一方、石破総理大臣からは、東中国海の情勢や、中国軍が日本周辺で活動を活発化させていることなどに懸念を伝えたものとみられます。
また、東京電力福島第一原発にたまる処理水の海洋放出をめぐり、先に両国が日本産水産物の輸入再開で合意したことを踏まえ、
早期に実現するよう求めたものとみられます。
習主席「建設的で安定した関係を」
中国の習近平国家主席は、会談の会場に入ってきた石破総理大臣に「こんにちは」と声をかけて迎えたあと握手を交わし、報道陣
の写真撮影に応じました。そして会談の冒頭で、習主席は「お会いできてうれしく思う。改めて当選おめでとうございます」と述べました。
その上で習主席は「国際情勢や地域情勢が大きく変化する中で、中日関係は改善と発展の重要な時期にある。中国は、日本と共に、
互いにパートナーとなり、脅威とならないという重要な共通認識を守って、戦略的互恵関係を包括的に進め、新しい時代の要求に
あった建設的で安定した中日関係を構築したい」と述べました。
また、中国外務省の発表によりますと、習主席は会談で「歴史や台湾などの重要な原則の問題を適切に処理するとともに意見の隔たり
を建設的に管理し 両国関係の政治的な基礎を守ることを望む」と述べたうえで人的・文化交流を深めるべきだと強調しました。
さらに、「両国は協力とウィンウィンの関係を堅持して世界の自由貿易体制とサプライチェーンの安定を守るべきだ。世界的な問題や
地域の問題で協力を強化して真の多国間主義を実践し、ともに地球規模の課題に対処すべきだ」と述べたということです。
そして、東京電力福島第一原発の処理水の海洋放出をめぐり、これまでどおり「汚染水」という表現を使いながらも、先に両国が合意
した中国による日本産水産物の段階的な輸入再開について、「両首脳はハイレベル対話の仕組みを活用し、合意を早急に行動に移すこと
で一致した」としています。
石破首相「大局的な観点から意見交換できた……(以下略)
NHKニュース 11月16日
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241116/k10014640321000.html
◆ニュー速+ 記事情報提供スレ 151◆
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!jien
引用元: ・【詳細】石破首相 初の日中首脳会談や日米韓首脳会談 内容は…[R6/11/18]
石破、帰って来なくていいから、
途中で死んだほうが、早く選挙ができる
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