引用元: ・父親「遊びで車を改造する奴が許せない」女児は意識不明のまま1年。札幌違法改造車カスジムニー [866556825]
【画像】「あの日は家族でお寿司を食べに行く約束」札幌女児タイヤ直撃…父親初告白「この1年」
なぜ事故は起きたのか、なぜ娘を守れなかったのかー
苦悩の日々が続く女の子の父親が、初めてカメラの前で語りました。
一瞬で奪われた家族の日常 いまも意識不明の娘…
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(女の子の父親)「事故があってから、ずっと思い出していた場所なので、あのときのままだなという感じで。娘のことを思いたい時と、フラッシュバックみたいに勝手に思い出す時がある」
事故があった歩道に立つ、女の子の父親です。
1年経ったいまも忘れる日はありません。
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(女の子の父親)「いい歳した大人が遊びや趣味で車を改造して、安全を十分考慮できずにこういうことを起こして、その結果娘の人生が台無しになったので、自分たちがどんなひどいことをしたのか向き合って反省してほしいです」
一瞬で奪われた家族の日常と苦悩の日々。
初めてカメラの前で明かしました。
あの日、静かだった住宅街が一変しました。
いまも意識不明のままです。
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札幌地検は2024年10月、車を運転していた若本豊嗣被告を道路運送車両法違反と過失運転致傷の罪で。
また、車の所有者だった田中正満被告を道路運送車両法違反の罪で起訴しました。
起訴状などによりますと、2人は共謀して軽乗用車を不正に改造。
若本被告は車の点検を怠った結果、ナットの緩みに気付かないまま運転して、タイヤを脱落させ、女の子にけがをさせたとされています。
事故が起きたのは幼稚園からの帰り道。
この日は家族でお寿司を食べに行く約束をしていました。
(女の子の父親)「ここの坂を上っていくんですけど、娘2人と歩いていて、上の子が前を歩いていて(私は)下の子と手をつないで。事故が起きたと」
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父親は女の子と手をつなぎ、前を歩く姉と3人で歩道を歩いていました。
すると、およそ70メートル先で軽乗用車の左前のタイヤが外れ、女の子に直撃したのです。
(女の子の父親)「そのときはちょうど下の子と話をしていて、体はこっち向いて話していて。一瞬で、何が起きたかわからなくて、娘が飛んでいくところは覚えています」
保険や治療費…将来的な自宅での介護。
途方に暮れるような額を目にして、精神的にも経済的にも追い詰められています。
(女の子の父親)「助成などを利用して、生活をなるべくできるようにしていきたいんですけど、自分の稼ぎではもしかしたら足りないぐらいのお金がかかるっていうので」
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(記者)「いまタバコに火をつけ、車の所有者の男が出てきました」
事故の後も普段通りに仕事をする田中被告。
警察は2024年6月、車を運転していない田中被告を過失運転致傷の疑いで逮捕しました。
極めて異例の立件に踏み切りましたが、札幌地検はこれを不起訴とし、父親の思いを踏みにじる判断を下しました。
(女の子の父親)「これで起訴までされるから逮捕されるもんだと思っていたら、結局されず。一緒に運転していなかったとしても、危険だとわかっていて運転させたというところは、所有者も悪いのかなと思っています。納得いかないという気持ちです」
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