23日(現地時間)、イギリスのメディア「BBC」や「ガーディアン」などによると、故人の尊厳を守れない事例が増加していると報じ、デイビッド・フラー氏(70)を例に挙げて、ずさんな葬儀手続きに対する規制が必要だと伝えた。
フラー氏は、イギリスのイースト・サセックス州ヒースフィールド出身で、2007年から12年間にわたり病院の遺体安置所2か所を出入りし、100人以上の女性の遺体を性的搾取していた。犯行対象には9歳の少女や100歳の老人の遺体も含まれていた。彼は自身が電気技師として働いていた病院の遺体安置所に防犯カメラがない点を悪用し、犯行場所として選んでいた。
フラー氏の犯行は、2020年に彼が過去の殺人事件の容疑者として警察に逮捕されたことで発覚した。捜査の結果、彼は1987年に2人の20代女性を強姦した後、殺害したことが明らかになった。当時の捜査技術では犯人を特定できなかったが、30年以上が経過した後に事件の再捜査が始まり、フラー氏の犯行が明らかになった。
警察はフラー氏の自宅を捜索中、彼のパソコンから遺体を強姦した状況が記録された資料を発見した。パソコンには81万8051枚の写真と504本の動画があった。警察は、フラー氏が遺体安置所に行った回数は1年で平均444回と推定している。
フラー氏は2人の女性を殺害した容疑で2021年に終身刑を宣告され、100人以上の遺体を性的搾取した容疑でさらに16年の刑を追加された。
当時の専門家らは、フラー氏が死体性愛症(Necrophilia)を患っていると見て、遺体安置所のセキュリティを強化する方策を講じるよう促した。死体性愛症は性的倒錯(paraphilic disorders)の一種である。しかし、その後もこのような犯罪は相次いで発生した。
引用元: ・【海外】遺体との性行為…12年間にわたり100体以上の遺体を性的搾取していた男性
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