「今回は地元の自民党議員に入れるのは辞めた。(晋三元首相)さんの恩をあだで返した」
そう話すのは、東京・下町の町工場社長だ。「岩盤保守層」を自称する彼が憤るのは、ある旧派議員の立ち回りだ。
支援する総裁候補が第1回投票で落ちると、決選投票では「氏の宿敵」だった石破茂氏にあっさりと投票した。
総裁選は当初、「石破氏か、小泉進次郎氏か」とみられていたが、高市早苗氏が保守的な党員・党友の強い後押しで、第1回投票で首位に大躍進した。
ところが、決選投票で逆転負けという結末が、後味の悪さとして広がった。
決選投票で石破氏を推したとされる岸田文雄前首相だが、そのお膝元の広島県連は高市氏が最多票を獲得した。自らも高市氏を推していた県連所属の市議は、投票結果に「無力感を覚えた」とうなだれる。
草の根保守層への「仕打ち」はこれにとどまらない。
石破首相は、かつて氏を「国賊」と批判し、党役職停止処分を受けた村上誠一郎氏を総務相に抜擢(ばってき)した。
さらに、政治資金の不記載があった旧派議員らを「非公認」「比例重複せず」とした。
「非公認」は、「政治とカネ」の問題への逆風が収まらず、慌てて対応したものだが、政権時代の自民党を下支えした保守層のさらなる離反を招くというジレンマに陥っている。
新田哲史(にった・てつじ) 報道アナリスト。株式会社ソーシャルラボ代表取締役。1975年、横浜市生まれ。早稲田大学卒業後、読売新聞記者、ニュースサイト「SAKISIRU」編集長などを経て、現在は企業や政治関係者の情報戦対応を助言している。
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引用元: ・【自民苦戦、石破首相が招いた保守層の離反】岩盤保守層を自称する東京・下町の町工場社長 「今回は地元の自民党議員に入れるのは辞めた、安倍(晋三元首相)さんの恩をあだで返した」
石破みたいなカスの自民にはいれないわ
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