【奈良】高市早苗氏、厳戒態勢の奈良・大和西大寺駅前で演説　安倍元首相銃撃事件現場から30メートル

自民党の高市早苗前経済安全保障担当相は20日、奈良1区から立候補した小林茂樹候補の応援のため、奈良市の近鉄・大和西大寺駅前で演説。約1200人の聴衆が集まった。　黒塗りの車でSP5人に囲まれて登場した高市氏。「高市さ～ん」との声援に手を振り笑顔で応えた。演説した駅北口のロータリーは22年7月8日、晋三元首相が参院選に出馬した自民党・佐藤啓候補の応援演説中、凶弾に倒れた場所の南側。元首相の“後継者”と呼ばれ、今回の総裁選の最後まで残った高石氏の来訪に、現場は2時間前から騒然とした空気に包まれていた。

演説は元首相が襲撃された地点から南へ30メートルの、バス停留場が3カ所あるロータリーの中央付近で行われた。

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