2024年は韓国でも水害が頻発しました。そのため、洪水などでクルマが水に浸かるという事案も急増。
内燃機関車の場合には、エンジンに水が回ると、とてもではありませんが回復できません。
電気自動車でも、
●バッテリーへのダメージ
●電子制御系の破損
●高電圧システムの安全性
●車両全体の診断と保証の問題
などがあって、多くの場合、EVの水没車は完全な修理が非現実的なものとなります。
そのため水没した自動車は、廃車処分が選ばれることが多いです。
オーナーさんが修繕費用の高さに諦めるだけならいいのですが、それを中古車販売する人がいます。――これが大問題です。
『EV Lounge』は「10月から水没車が大量に中古車市場に出回ることになるぞ」と警告する記事を出しているのです。
・業者すら困る! 「水没車じゃないよ」という巧妙な偽装
同紙の記事から冒頭部分を以下に一部引用します。
https://money1.jp/wp-content/uploads/2024/10/sozai_7481_img.jpg
「水没車の修復技術が向上したため、最近では中古車業者さえだまされることがあるんですよ。
大規模な中古車取引市場に数十台が入荷される際、水没車が紛れ込むことも少なくありません。
毎年水没車が多く発生し、その結果、流通量も増え、流通過程が複雑になっています。
業者でさえ見抜けないのに、一般のお客さまが水没車を見分けることができると思いますか?」
これは、匿名を希望した金浦(キンポ)の中古車販売業者A氏の嘆きです。
中古車業界によれば、水没車の市場流入は毎年増加しているとのことです。
修理技術の高度化により、廃車になるケースが減少し、正常な中古車として販売されるケースが増加しているほか、
流通過程が複雑になったことで業者さえもだまされる事例が増えていると説明されています。
(後略)
⇒参照・引用元:『EV Lounge』
「「浸水車」は10月に中古車として大量発売…洗練された「車あふれんばかりの詐欺」を回避するには?」
https://evlounge.donga.com/FOREV/List/3/01/20241011/130197710/2
「水没車ではありません」と偽装する技術が向上して、中古車市場に流入する台数は毎年増加しているとのこと。
なぜ「10月になると水没車が大量に流通するようになるのか?」といえば、洪水シーズンが08月だからです。
「2023年の07月から08月に浸水被害を受けた車両が、乾燥や部品交換などの工程を経て商品化され、10月頃から本格的に中古車市場に
流入するから」――です。
↑2024年、中国はあちこちでこのような光景が出現しましたので……。
韓国でさえこのような懸念が広がっているので、2024年あちこちが水没した中国ではもっと多くの水没車が中古車市場に出回るのでは
ないでしょうか。
(吉田ハンチング@dcp)
2024.10.17
https://money1.jp/archives/136223
引用元: ・【Money1】 韓国「10月には水没車が大量に出回るぞ」 [10/18] [仮面ウニダー★]
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