複数省庁による「合同マスクチーム」のうち業者と直接やりとりした職員ら3人が15日、大阪地裁(徳地淳裁判長)に証人出廷した。
「やりとりは口頭が基本で、文書は残していない」と口をそろえた。マスクは2020年4月に晋三首相(当時)が各戸配布を表明し、政府が400億円超をかけて約3億枚を調達したもので、「アベノマスク」と呼ばれた。需要の乏しさから約8300万枚が残り、国会などで税金の無駄遣いが指摘された。
この日の証人尋問で経済産業省からチームに出向した職員は、「募集に応じた業者からはチーム宛てに電話やメールが毎日のように来ていた」と説明。ただ自身が受け取ったメールは「容量が限られているため2~3日に1度消去し、保存していない」と証言した。
「文書作っている余裕ない」に、反応した裁判長
原告側から業者選定のためにやりとりを記録しておかないと「不便では」と問われると、「いちいち文書を作っている余裕はなく、上司が近くにいる時に口頭で価格や数量、納期などを報告していた」と話した。
続きは朝日新聞
2024/10/15 19:10有料記事
https://www.asahi.com/articles/ASSBH33WJSBHPTIL00WM.html
引用元: ・「文書作っている余裕ない」アベノマスク契約めぐる訴訟 裁判長も「全て口頭で?」と突っ込み [おっさん友の会★]
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