昨今、SNS上で流行している“ナンパ師”に詳しいライターが解説する。
「『スタナン一家』は全国各地に住む250人もの男性会員によって構成されたグループです。今回炎上したのは、9月末にメンバーの内の38人が3泊から4泊のコースでソウルと済州島を巡る韓国旅行でした。
メンバーのX上の投稿には、下着姿でベッドに横たわる女性の写真や、女性の声が入った音声データが添付されており、『韓国人グラドル即(注:ナンパ行為において、出会ったその日に体の関係をもつことを指す)www
日本語一言も話せんしホテ内グダ2時間くらいあったけど執念の即』『日本語の「気持ちいい」が韓国語で(チョア)なんだね』などと書かれていた。そのあまりに軽率な行動や女性のプライバシーや尊厳を無視した投稿がネット上で大炎上した」
グループの代表・副代表を名乗る人物は10月3日、X(旧Twitter)に「謝罪動画」をアップ。〈韓国人の方の尊厳を傷付けるような発信となってしまいました〉などと「無期限活動自粛」を宣言し、全面的に謝罪したが、その後韓国・台湾のメディアがスタナン一家について次々に報じると、韓国内で批判の声が大きく上がった。
「韓国日報が先陣を切り、韓国の新聞やTVニュースが相次いで報道して反響を呼んでいます。韓国日報の記事では、韓国人の弁護士が『双方の同意がなければ、共有された写真は性暴力処罰法適用対象になる』と厳しく糾弾しました。
韓国内の掲示板では『日本人は彼らのような人ばかりではない』という声もありますが、『耐えがたく不快だ』『なぜこんな屈辱を受けなければならないのか』という批判の声がほとんどです」(同前)
ナンパ師集団を名乗る「スタナン一家」とは、一体どんな団体なのか。NEWSポストセブンは、スタナン一家の内部情報を知る人物A氏に話を聞いた。
「『スタナン一家』は現代表B氏が30代で地方から上京し、独自でモテるために努力と工夫を重ねて垢抜けた結果、その努力や知識を情報商材化し“モテ男育成コミュニティ”として、2~3年前に立ち上げたものが発端です。基本的には女性経験の浅い、いわゆる“非モテ”の若い男性をターゲットにして、“モテテク”などを布教している」(A氏、以下同)
団体は、新たに加入するメンバーからの入会金と会費で収益を得ているという。
「入会のプランは4種類あり、それぞれのプランに応じてサポート内容が変わります。一番安価なシンプルコースの入会金が30万円、最上級のプランだと240万円。それでも、モテを夢見て入会する男性は多かった。実態はよくある自己啓発系のセミナーに近いと思います。
代表のB氏は、ナンパの舞台として『ストリート、ネット、クラブの3つがある』と説いていて、その中でも最も重要なのは自身のSNSアカウントをカッコよく育てることだとしていました。入会プランによって、SNS投稿の内容を団体が代行して作ったり、プロフィール画像の撮影をより多く行なったりする特典があった。
SNSを育てることでナンパの成功率を上げると説いていましたが、ナンパ成功体験をSNSで共有させることで『スタナン一家』の名を広め、新メンバーを募るという一面もあったと思います」
今回炎上した韓国での投稿も、こうした活動の延長線上にあったのかもしれない。後編記事では、A氏が語った入会メンバーの詳細や、団体がメンバーに教えている「不同意性交を回避するためのテクニック」などについて詳報する。
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《ナンパ師グループが“韓国遠征”》 弁護士がメンバーに伝授していた「不同意性交を回避するテクニック」副代表は「医者・刑事も会員」とアピール
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引用元: ・【韓国内で批判の声、なぜこんな屈辱を受けなければならないのか】韓国人女性との性行為画像投稿で大炎上、日本のナンパ師グループ 「スタナン一家」の全貌
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