国民の声を政府に届けるにはどうすればいいか。作家の佐藤優さんは「首相官邸の幹部たちにとってインターネット上の情報
はノイズであり、ほとんど見ていない。不平不満をネット上で発言しても、残念ながらパワーエリートたちには届かない」という――。
◎首相官邸にとってネット情報は「ノイズ」
インターネットの情報をもとに動くと、どんなことが起こるでしょう。もし政権与党がふだんからインターネット上の真偽不明
な情報に振り回されていたら、国家政策を間違えてしまうでしょう。投資家があやふやな情報を信じて投資したら、大きな損益
を出してしまう可能性があります。もちろん、偽情報にあえて乗っかって株価操作をする仕手戦を行うというのであれば、それは別の話ですが。
インターネットによって情報の信頼性が揺らぎ、情報過多となった現代ですが、危惧すべき最大の問題は、パワーエリートと
それ以外の人々との間で分断が起きることです。
インターネットが普及したことで、情報に一喜一憂し踊っているだけの一般の人たちと、エリート層が切り離されてしまう可能性があるのです。
たとえば首相官邸の幹部はインターネットをほとんど見ていません。部下がインターネット上の情報から精査して上げて
きたものだけに目を通します。官邸の中枢はネット情報を信用しておらず、ただのノイズだと思っています。
◎重要な情報とノイズを見分けられるか
情報処理の基本はノイズと正しい情報とを見分けることです。官邸の人間にとっては、インターネット上の発言は
「言いたいことがあるならば、別に好きに言わせておけばいい」というくらいのもので、気にしていないのです。(中略)
これは情報とノイズの違いをはっきりと示した重要な発言です。情報の重要さは量にあるのではなく、大海にある無限の
情報の中から役に立つものを取捨選択して見つけ出すことにあります。その意味で、オープンソース・インテリジェンス
は本当のプロでなくてはできないことなのです。
◎インターネットは判断力と思考力を削いでいく
インターネットで発言している人たちに対して、パワーエリートたちは「カエルには、田んぼの中で好きなだけ歌わせとけ」と思っています。
◎ネットの声はパワーエリートには届かない
言いたいことがあれば、インターネットを通じてどんどん発信したらいいと、官邸の関係者は思っているはずです。そういった発言は政策に影響がなく、大多数の国民を動かす力にもなり得ないと、彼らは思っているからです。
プレジデント 10月4日
https://president.jp/articles/-/86493?page=1
◆ニュー速+ 記事情報提供スレ 150◆
---------------------------------
!jien
引用元: ・【愚民を作る】作家の佐藤優「SNSで発言している人たちは、田んぼの中のカエル、好きなだけ歌わせとけ!!首相官邸にとってネット情報は、ただの「ノイズ」」[R6/10/05]
わけでw
阿保な議員になる
伸びて欲しいなぁー
コメント