中村幹事長名義で報道各社に送られた「談話」では世耕氏の立候補について「選挙に立候補することは自由ですし、憲法に保障された大切な権利です」と前置きをしたうえで、「党規違反によって離党勧告の処分を受けて離党したのちに、党の正式な手続きで選任された公認候補に対抗して立候補することは重大な党規違反に準ずる行為です。さらに当選したら復党するなどということは、党規をないがしろにする脱法的行為です。今、こんなやり方こそが批判を浴びています」と世耕氏を批判する内容が続きました。さらに「念のため、10月3日に上京し、森山裕自民党幹事長にも直接お尋ねしたところ、ルール(党規)に従えば復党を承認することはないとの説明でした」と付け加えられています。
次期衆院選では「10増10減」の選挙区調整で、和歌山県の選挙区は1減となり、長年にわたって二階俊博元幹事長が守ってきた現在の和歌山3区は、和歌山市など北部の3市を除いた全市町村を選挙区とする新・和歌山2区となります。
石破茂新総裁が誕生し、10月27日に衆院選の投開票を行う方針を表明した中、関係者によりますと、世耕氏は参議院から鞍替えしての和歌山2区からの出馬の意向を固め、10月5日に地元・田辺市で正式に出馬会見を行う方向で調整しているということです。
この新2区には、二階氏の三男・伸康氏が自民党の候補者として出馬することが決まっていて、世耕氏の出馬で事実上の“保守分裂”選挙となる見通しです。
新2区にはこのほか、共産党の楠本文郎氏、政治団体代表の本間奈々氏が出馬する予定です。
世耕氏は1日、国会内で記者団の取材に応じ、「10月5日に全県的に後援会の幹部の皆さんに集まっていただいて相談・議論した上でまたお話ししたい。まだ何も決まっていない」と語っていました。
世耕氏は、1998年の参院補欠選挙で当選し、現在5期目。第二次政権で官房副長官や経済産業大臣を歴任した後、参院幹事長に就任。参院派のトップも務める「参議院の実力者の一人」として影響力を持っていましたが、派閥の裏金問題をめぐって離党勧告を受け、4月に自民党を離党した後は無所属で活動していました。
YTV
https://news.yahoo.co.jp/articles/1c0f0e24ca297467c69f2bd2de9de8e74ce38473
引用元: ・衆院選 世耕氏が無所属で和歌山2区に出馬意向 自民・和歌山県連が「脱法的行為」と反発 [どどん★]
(“⌒∇⌒”) キャハハ
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