https://japan.cnet.com/article/35224535/
小口貴宏 (編集部) 2024年10月03日 11時34分
ソフトバンクグループで代表取締役会長兼社長執行役員を務める孫正義氏は10月3日、自社イベント「SoftBank World 2024」に登壇。パラメーター数を抑えた生成AIについて本質的ではないとの認識を示した。
孫正義氏は「人間の脳のニューロンが100兆個あり、その1万分の1は金魚。知能はニューロンの数におおむね比例する。最近の生成AIは一番大きなモデルでパラメータが数兆個ある」と前置きしたうえで、次のように述べた。
「よく、日本製の生成AIだから工夫をしようと、工夫をするからとパラメーターを少なくして、少ないパラメーターだと省電力、チップが少なくて済む、小さくするのが努力、日本的だと主張する人が多い。しかし僕に言わせればそれは言い訳だ」(孫氏)
続けて「GPUが買えない、電気が買えない、予算がないから仕方なく小さくしているようだ」とも指摘。「日本の道は狭いからと、田んぼのあぜ道でも通れるように小さな二輪車を作る。そうすればモータリゼーションが来ても誇れると言っているのと同じ」と切り捨てた。
その後「もちろん小さくして効率を上げる方向もある」としつつ「知能の進化の方向は強くて賢くて、遥かに遥かに賢くなる」と指摘。「学校で出された宿題で、成績が10番目の人とクラスで一番賢い人、どちらに教えてもらうのが良いか」とも述べ、企業は競争をしているから、一番パラメーター数の多い優れたAIに利用が集中するとの見立てを示した。
「一番優れたAI」に発明を任せられない企業は淘汰へ
こうした発言の背景にあるのが、生成AIの発展はまだ始まったばかりという点だ。孫氏は、AIが人間の知能を超える「AGI」の到来について「2~3年以内」と予測。また、人間の知能の1万倍(その逆は金魚)の超知能「ASI」が10年以内に到来すると述べた。
(略)
※全文はソースで。
引用元: ・孫正義氏、「日本的な生成AI」をバッサリ–「『パラメーターが少ないから効率的』は予算がない言い訳」 [少考さん★]
上がる要素が微塵もない。
コメント