「その背景にあるのが、反日教育と抗日ドラマです」――そう指摘するのは、中国出身の風刺漫画家・辣椒(ラージャオ)さんである。辣椒さんは2017年に刊行した『マンガで読む 嘘つき中国共産党』(新潮社)の中で、反日教育や抗日ドラマの実情を詳しく紹介している。以下、辣椒さんに話を聞いた。
私は1973年に中国で生まれました。子どもの頃は、とくに反日感情が広まっていた記憶はありません。マンガにも書いたように、むしろ日本の映画やドラマが大人気で、高倉健さんや山口百恵さんにみんな夢中でした。
潮目が変わったのは、1989年に天安門事件が起きてからです。趙紫陽が失脚し、江沢民が共産党の総書記に就任すると、愛国教育が徹底され、その一環として反日教育も盛んになりました。
また「抗日ドラマ」も盛んに制作されるようになります。抗日ドラマとは中国特有のジャンルで、もっぱら「日本の侵略戦争に対して、中国人が立ち向かう」というストーリーを扱います。
21世紀に入ってからも、抗日ドラマがその他の現代劇や時代劇を超える高視聴率を稼いでいました。実はこの流れも、中国共産党によって意図的に作られたものでした。
皮肉なのは、抗日ドラマの多くが、日本のマンガ作品やアニメ作品の影響を大きく受けて作られていることです。
引用元: ・【中国】「このままだと、また日本人がターゲットに」…「反日教育」の恐るべき実態を中国人が告発
むしろ日本が反中教育している!
通常教育だ!
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