市場は高市早苗経済安全保障担当相の勝利を織り込んでいた。高市氏は今週、日本銀行の利上げを公にけん制しており、円の下落と日経平均株価の回復につながっていた。
アナリストやストラテジストのコメントは以下の通り:
TDセキュリティーズのマクロストラテジスト、アレックス・ルー氏:
円強気派が活気づいている。石破氏は過去の発言から、金融政策におけるタカ派として知られている。この日の総裁選の結果を受けて、日銀は今年12月に再び利上げを実施し、日米金利差の縮小でドル・円相場は140円の水準に戻る可能性があるとの当社の確信は強まった。
当社の見解に対するリスクは、石破氏が有権者の信任を確保しようと総選挙を突如呼びかけることで、そうなれば日銀は年内いっぱい行動を見合わせるだろう。
スカンジナビスカ・エンスキルダ・バンケン(SEB)のユージニア・ビクトリノ氏:
日銀政策正常化への政府の抵抗に関する不透明感が取り除かれることで、円は再び上昇する可能性がある。全体として、日銀の政策が再び支配的な材料になりつつある。この日の政治的不確実性が今後24時間を超えて市場に影響を及ぼす可能性は低かった。
クレディ・アグリコルCIBのストラテジスト、バレンティン・マリノフ氏:
新自由主義的な石破氏の予想外の勝利は、円強気派を勢いづかせる可能性がある。日銀の政策正常化がさらに進むとの期待が高まる可能性があるためだ。次の行動は早ければ10月にもあり得る。
さらに、過去10年の日本経済史を定義づけてきた「アベノミクス」の積極財政から逸脱する可能性は、円キャリー取引に一定の重要な影響を及ぼす可能性がある。
特に、債務削減の取り組みや企業再編の波が起これば、長期的に円へのレパトリエーションが誘発され、円キャリー取引に打撃となり得る。
引用元: ・【日銀利上げ観測再び、自民総裁選での石破氏勝利で】市場関係者の見方・・・クレディ・アグリコルCIBのストラテジスト、バレンティン・マリノフ氏 「早ければ10月にもあり得る」
もしこの記事のように、金利正常化が進めば、円安インフレの、過激さが弱まり、国内消費にはプラスになる。
異常な円安、異常な物価高、いびつで格差が拡大した賃金構成…
賃金を上げるのではなく、高い賃金を引下げ、無駄な雇用を止め、
徹底的に物価を下げることで、安定した生活を補償すべきだ。
とりあえず、円安や緩和を止めようとしない日銀の植田総裁は問答無用でクビだ!
日銀総裁は国会同意人事、日銀の円安インフレ派を掃討してください。
円高デフレこそ必要な消費をサイクルさせることができる健全経済。
そういう意味では、経済では、保守であるとも言える。
文化的には、石破氏はリベラルなのに、経済では保守。
日本の保守の多くはは、文化的には保守だが、大きな政府を目指す点では、リベラル。
ちぐはぐ感はあるよな。
共和党のように、文化的に保守だし、小さな政府主義は、幸福実現党らしいが、この政党はマイナーすぎる。
金利上昇が始まると人は金を借りる
コメント