人気シリーズ第2作の満を持してのフルリメイクとして大きな注目を浴びる同タイトル。本稿では、体験版のプレイから受け取ったインプレッションをもとに、成功の可能性を考えていく。
■「ひらめきシステム」を初実装したシリーズ第2作のフルリメイク版が登場
『リベンジオブザセブン』は、「ロマンシング サ・ガ」シリーズのナンバリング第2作『ロマンシング サ・ガ2』を現行機に復刻したリメイクタイトルだ。プレイヤーはバレンヌ帝国の皇帝として、自らの能力を次の世代へと受け継ぎながら、伝説の七英雄との数千年にわたる戦いに身を投じていく。
オリジナル版が発売されたのは、1993年のこと。当時はRPGの全盛期とも言える時代で、その前後には「ファイナルファンタジー」シリーズの第4作~第6作や「聖剣伝説」シリーズの第1作~第3作、『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』『真・女神転生』『真・女神転生II』『ブレス オブ ファイア 竜の戦士』『クロノ・トリガー』『テイルズ オブ ファンタジア』『スターオーシャン』『スーパーマリオRPG』といった、現代にもその名を轟かせるジャンルの名作たちが、おなじスーパーファミコンから誕生している。
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■現代のリメイクタイトルに求められるものとは?
今回の体験版の配信にともない、プロデューサーの田付信一氏はSteamプラットフォームのストアページにて、簡単なインタビューに応じている。同氏はリメイク版に含まれる新要素について、「七英雄の昔のエピソード」「連携で戦略性が増したバトルシステム」「アビリティで幅が広がった成長要素」「新クラス・新陣形・技術」「パワーアップした都市開発・武器開発」「帝国大学試験やせんせい探しのようなミニゲーム」「3つの難易度選択」「フルボイスになったイベントシーン」「オリジナルとアレンジが選択できるBGM」などが挙げられると語った。
シリーズをプレイした経験がないフリークにとって一連の作品は、特にシステム面において複雑な構造を持ち、初心者に優しくない、コアなファン向けというイメージがあるのではないだろうか。田付氏の発言もまた、前半部分については、そうした先入観を強めるものだったように思う。
一方で、同氏は他の設問で「ほかのシリーズ作品とは物語や世界観のつながりがないこと」「今作では、チュートリアルの充実、難易度の選択要素を盛り込んだこと」に触れ、シリーズ初体験でも気軽にプレイしやすく、誰でも楽しめると説明した。このようなアプローチは「ロマンシング サガ」シリーズにとって、間口を広げていくことにもつながる可能性がある。
実際に体験版をプレイしてみると、そのインプレッションは田付氏の話すとおりであると感じた。同タイトルの難易度には、ストーリーを楽しみたい層向けの「カジュアル」、RPGに慣れている層向けの「ノーマル」、原作に準拠した「オリジナル」の3つが用意されている。私は中間の「ノーマル」で遊んだが、シリーズから連想されるような過当な難しさ・複雑さは存在していなかった。この程度であれば、RPG慣れしていない、もしくはシリーズ初挑戦のプレイヤーであっても、十分に楽しむことができるのではないだろうか。その意味において『リベンジオブザセブン』は、時勢に応じた現代的なリメイクであるとも言えるだろう。
続きはソースで
https://news.yahoo.co.jp/articles/baa4377d6bb7758f1201f83ba70aeb451ce8e454
引用元: ・【ゲーム】リメイク版『ロマサガ2』に感じた“成功例”の息吹 現代のリメイクに求められる要素とは [ネギうどん★]
いらいらするんよな
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