死刑が確定した事件での再審無罪判決は戦後5例目。焦点は、検察側が控訴するか否かに移るが、発生から58年、死刑確定から44年近くたって出された無罪判決は再審制度の在り方にも影響を与えそうだ。
再審公判では、事件発生約1年2カ月後、工場のみそタンクの中から見つかった「5点の衣類」が犯行着衣なのかどうかが最大の争点となった。
弁護側は、半袖シャツの血痕のDNA型鑑定から「(5点の衣類は)袴田さんのものではない」と主張。1年以上みそ漬けされた血痕に赤みが残ることはないとする専門家の鑑定結果から、「『5点の衣類』の血痕に赤みが残っているのは極めて不自然」とし、「捜査機関による捏造(ねつぞう)だ」と無罪を訴えた。
検察側は、半袖シャツの血痕と袴田さんの負傷部位が酷似していることなどから、袴田さんが犯行時に着ていたものだと主張。弁護側の血痕の色調変化に関する鑑定については、色味に影響を与える酸化速度などの検討が不十分だとし、「(袴田さんが)みそタンク内に隠したことに合理的疑いを差し挟むものではない」と死刑を求刑した。
袴田さんは1980年に死刑が確定。第2次再審請求の差し戻し審で東京高裁は昨年3月、1年以上みそ漬けされた血痕の赤みは消えるとした弁護側の実験結果の信用性を認めて再審開始を決めた。
時事
https://news.yahoo.co.jp/articles/ed79302d3107eff0b7bf58bf7a2ffdd469dfcb44
引用元: ・袴田さんに無罪判決 事件から58年、やり直し裁判 求刑は死刑・静岡地裁 [どどん★]
真犯人は??
時効開始は今からな
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