犯人の動機は不明とのことですが、多くの日本人は今、「犯人の中国人は日本人の子供を殺すために日本人学校に眼を付け、通学してる子供をわざわざ殺しに来たのではないか?」という深い疑念を持っています。
日本政府は中国政府に対して一応、情報提供、日本人の安全確保、再発防止を強く求めていますが、多くの日本人は、その程度の対応で十分だとは、到底思ってはいません。
そのような申し入れは所詮、場当たり的な「言葉だけ」の空疎な対応に過ぎないからです。
そもそも多くの日本人は今、意識的か潜在意識的かの別はさておき、この事件を、「昨今の中国による日本の対する陵辱的行為」の一環であると受け止めています。
中国は運用基準が曖昧な『反スパイ法』に基づいて何人もの日本人を「不当」に拘束しています。
中国政府による我が国固有の領土である尖閣諸島における「領海侵犯」は、完全に常態化して、今や半ば「侵略」とすら言いうる状況になっています。
そして挙げ句の果てに今年になって中国は遂に、国際法的に言うなら本来、自衛隊が「撃墜」しても一向に構わないような戦闘機による「領空侵犯」を行うに至っています。
「インバウンド」に関しても、中国人観光客による観光公害/オーバーツーリズムが常態化し、文化財に破壊的、陵辱的行為を繰り返しています。
こうして日本国民による「中国」に対する不満は、日に日に高まってきているわけですが、それにも関わらず、政府は一貫して「弱腰」の対応を続けています。
政府の第一の仕事は、(それこそ高市早苗氏が総裁選の出馬会見の際に言明された通り)国民を守り、領土領海領空を守り、そして何より日本人の「主権」と「誇り」を守ることの筈です。それにも関わらず、政府は、その第一の仕事を半ば「放棄」するような対応に終始してきているのです。
例えば高市早苗氏は、追悼の意を表明し、(公式声明と同様の)邦人の安全確保を中国政府に求めると同時に、「運用基準が曖昧な『反スパイ法』についても同様です。
拘束されている日本人の早期解放を求めます」というメッセージも発していますが、これはつまり、今回の日本人殺害の問題は一連の問題と連動するものであることを示しています。
これは勿論、「中国による日本に対する侮蔑的態度」に対する「抗議」、そしてそれに基づく「抑止」を示唆するものでもあります。
ところが、それ以外の主要政治家や候補者からは、本件についての言及はあるものの、以上に指摘したような「中国による日本に対する侮蔑的態度」そのものを批判し、抗議する視点は残念ながら十分に見受けられません。
岸田総理は、追悼の意と邦人の安全確保を要請していますが、中国政府に対する厳格な抗議は全くしていません。総裁候補の1人である上川外務大臣、ならびに、林芳正官房長官からのメッセージもそれと全く同じ趣旨であり、厳格な抗議は見られません。
小泉進次郎候補も石破茂候補も全く同じで、中国の日本に対する陵辱的侮蔑的態度に対する「抗議」のニュアンスは全く見られない声明を公表しています。
つまり、高市早苗氏を除けば、各総裁候補者の本件についての声明は全て、判で押したように政府の「安全確保を申し入れる」というレベルに留まっています。
なお、小林鷹之氏が、自分自身が首相に就任した場合に在留邦人の安全確保の強化などに取り組むという、一定程度前向きな声明を出しているというのが唯一の例外といえますが、それ以外は「政府の公式見解の範囲内」の発言に留まっているのです。
今国民は、日本国民よりも「保身」の観点から外国政府に忖度するこうした政治家達に心底辟易しているのです。
何の罪もない子供が殺されたにも拘わらず、何ら毅然とした態度を取ることができない―――そんな腐敗しきった政治家に、激しく憤っているのです。
引用元: ・【日本国民による中国に対する不満は、日に日に高まってきている】国民は今まさに中国に毅然と対峙できる国家リーダーを待ち望んでいる
北朝鮮に対しては
どうなのか
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