「港湾利権にメスで潰された」は誤り 監査に斎藤知事の関与なし
「ひょうご埠頭」問題で擁護言説
兵庫県議会での不信任決議案が全会一致で可決された斎藤元彦知事(46)を、「港湾利権にメスを入れたことによって闇社会とそこに追随するマスゴミに潰された」などと擁護する言説がネット上で飛び交っている。
県の外部監査が、港湾事業の不備を指摘したことに基づく主張だが、監査人を務めた公認会計士は「監査で知事の提案を受けることはないし、知事の意向をくむこともありえない」と強く、否定する。
(略)
包括外部監査に知事の関与はない。
それでも、「ひょうご埠頭」の社長は歴代、県OBが務めていたこともあって、X(旧ツイッター)では「斎藤知事が港湾利権を潰しにかかったので総攻撃を受けている」「斎藤知事がバッシングされ始めたのは、港湾利権にメスを入れたため」などの投稿が相次ぎ、ハッシュタグを付けた「#斎藤知事がんばれ」も一時、トレンド入りした。
兵庫県財政課の担当者は「監査項目は外部監査人が決める。知事の指示や意向が入る余地はない」とし、これらの投稿は事実に基づかないものとしている。【畠山嵩】
引用元: ・反ワク「兵庫県の斎藤知事は港湾利権にメスを入れたので潰された」 [135853815]
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