いろいろな情報を総合すると、国会議員票を集めているのは、小泉進次郎元環境相、小林鷹之前経済安保相、高市早苗経済安保相、石破茂元幹事長だ。党員票を集めているのは、石破氏、高市氏、小泉氏、上川陽子外相とみられる。
第1回目の投票は、党員票と国会議員票が同じ367票なので、序盤選の情勢では、小泉、石破、高市の各氏が僅差で1~3位を争っているようだ。
他の6人の候補者は今の段階では大きく水をあけられており、上位2人の決選投票に残る可能性は薄いと言わざるを得ない。
国会議員票は、これまでの候補者とのつながりや有力政治家からの働きかけで決まってくるが、党員票は討論会その他を見て動く要素がある。
石破氏や小泉氏の動きが鈍っているのに対し、高市氏の急伸ぶりが目を引く。
討論会を多くやるうちに、だんだんと各候補者の地金が出やすくなっており、小泉氏が株を下げている形だ。一方で石破氏の経済政策にも不安が出ている。
ネットでは小泉氏や石破氏に批判が多く、これはいずれ党員票にも影響するだろう。実際、日本テレビによる党員を調査対象とする独自調査では、小泉氏の党員票は高市氏に逆転されている。
高橋洋一 元内閣参事官・嘉悦大教授
https://www.zakzak.co.jp/article/20240920-UPRLSIOMDVINBH3IFRKDBFG3D4/
引用元: ・【元財務官僚・高橋洋一氏】自民党総裁選、高市氏の急伸ぶりが目を引く、小泉氏が下げている
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