カン・ジェギュ監督に製作秘話や、日韓の映画文化の違い、そしてアニメ人気について語ってもらった
ー前略ー・「アニメ映画の興行収入は体感で倍くらいになっている」
――韓国でも、若い世代になると政治との距離が遠かったりするのですか?
カン監督 やっぱり違いはありますね。特にMZ世代(1980年~2010年頃生まれ)と呼ばれる今の若者は、韓国でも関心の対象も
多様化していて、政治や歴史に対する関心は低めだと思います。30代あたりに境目がある感じがします。
――日本でも世代によって政治への関心度が違いますが、その一方、映画の人気傾向を見ると、日本では大人世代も含めてアニメ作品が
圧倒的に強く、ランキングの上位ほとんどを占めています。そういった状況を監督はどう思いますか。
カン監督 実は、世界中で人気になる映画の傾向が気になって、パターンを調べてみたことがあるんです。
それでわかったのは韓国を含めて世界中の映画を見る観客が好む傾向が変わってきていることで。
中でも顕著なのがアニメーションの躍進です。
韓国は実写映画が強い国ですが、それでも10年前と比べればアニメ映画の興行収入は体感で倍くらいになっていると思います。
10年前なら200万人が見そうなアニメ作品をいま出したら500万人くらい動員しそうです。
――それはどういうことでしょう。
カン監督 日本の『スラムダンク』や『すずめの戸締まり』といったアニメ作品が韓国でも大成功をおさめていて、
以前では考えられなかった動員数になっています(『スラムダンク』が487万人、『すずめの戸締まり』は557万人)。
この動きを分析すると、韓国と日本で同じ「映画観客の変化」が起きていることに気が付いたんです。
・「韓国でもアニメが人気になっているのは、リアルな世界への関心が…」
――何が起きているんでしょう?
カン監督 日本の皆さんがどうしてこんなにアニメ作品に熱狂するんだろうと考えたことがあるんです。
おそらくですが、現実のリアルな世界への関心が薄れているんじゃないかという気がしたんですね。
政治とか自分の人生に希望や刺激を見出せず、リアルではないアニメーションに興味を持つようになっているのではないか、と。
アニメーションのファンタジーの世界に、現実では得られない癒しや希望を見出して、依存するようになっているんじゃないかと
思うんです。
――日本で先に起きたことが、いま韓国でも起きている。
カン監督 そうですね。韓国でもアニメが人気になっているのは、リアルな世界への関心が薄れている現れだと思います。
――日本や韓国でアニメに癒しや希望を求める人が増える傾向を、監督はどんな風に受け止めているのでしょう?
カン監督 私は、文化や芸術で一番大切なことは多様性だと思っているんですね。映画にはアニメも実写も必要だし、ファンタジーも
政治物も必要。さらには、それを観て下さる観客の皆さんの関心や感想も多様な方がいいですよね。
人間は流行に流されやすい生き物ですが、流され過ぎるのは危険だと思っています。
――アニメだけに人気が偏るのは危険ということでしょうか。
カン監督 もちろんアニメが果たしている役割はたくさんあり、大事な存在です。でも、アニメ映画しか見ない人が増えすぎる状況は
やっぱり健全ではないと思うんですね。実写もアニメも両方観るほうがいい。
そのためにも、映画を作る人はもっと頑張らないといけないんですよね。
田幸 和歌子
全文はソースから
9/13(金) 11:12配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/1c6a72c2c79611326cdc7fe2fe5318d0b9922b0a
引用元: ・【文春】 「日本や韓国でアニメが人気になっているのは…」日本と韓国の“共通点”と“まったく違うところ”とは [9/13] [仮面ウニダー★]
確かにアニメはリアルではない
だがリアリティがあるんだよ
だからスラムダンクに熱中するんだ
そんなこともわからんのか?
まあ朝鮮人だしな
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