通信アプリ「テレグラム」の創業者でCEOのパベル・ドゥーロフは9月5日、保釈後の初めての公のコメントで、
フランス当局による自身の逮捕が「誤ったアプローチ」によるものだと語ったが、
プラットフォームの悪用を防ぐために、より多くの措置が必要があることを認めた。
テレグラムCEOが保釈後初のコメント、「悪用防止策」を導入
https://forbesjapan.com/articles/detail/73554
引用元: ・【悲報】テレグラム、検閲へ 違法性のあるチャットを警察当局に提供する機能導入 [323057825]
テレグラムは、5日にFAQ(よくある質問)のページを密かに更新し、違法コンテンツの監視方法の大幅な見直しを示唆した。
同プラットフォームは、これまで「違法なコンテンツを見つけた場合、どうすれば削除できますか?」という質問に対して、
「チャットやグループチャットはすべて、参加者間のプライベートなものです。それらに関するリクエストには一切応じません」と答えていた。
しかし今回のアップデートで、その回答は「アプリには『通報』ボタンがあり、
数回のタップで、違法コンテンツを当社のモデレーターに報告することができます」と記載されている。
ユーザーはアプリ上の任意のメッセージをタップして、通報することが可能になっている。
さらに、通報ボタンを押したユーザーは、その理由をスパムや暴力、児童虐待、違法薬物、ポルノなどの複数の選択肢から選ぶことが可能だ。
この変更がテレグラムの法執行機関からの要請への対応にどのような影響を与えるかは不明だが、
プラットフォームは、ユーザーがabuse@telegram.orgにメールを送信して投稿の削除を要請するオプションも追加した。
ドゥーロフは、自身の投稿で、テレグラムがプライバシーとセキュリティのバランスを見つけるために当局と引き続き協議していくと語った。
さらに、「特定の国の当局と意見が一致しないこともある。そのような場合は、その国から撤退する用意がある」と述べて、ロシアとイランの例を挙げた。
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