対象は「酒のツマミになる話」と「だれかtoなかい」で、いずれも松本がMCを担当していた番組。活動休止後は「酒の…」は千鳥の大悟(44)が、「だれか…」は中居正広(52)とともに不定期レギュラーがMCを務めている。
継続の判断の背景について、編成部長の中嶋優一氏は番組自体が好調であることを強調。「『酒のツマミ…』は千鳥に頑張っていただき、配信も含めて好調。『だれかtoなかい』も配信が好調で、毎回(配信の再生回数が)50万~70万ほど回っている。松本さんの復帰にかかわらず継続します」と説明した。
番組の好調が継続の大きな要因ではあるが、「松本さんの復帰を待っているとのメッセージでは」と指摘する関係者もいる。松本は、女性に性的行為を強要したと報じた「週刊文春」などを相手取った損害賠償訴訟を巡り係争中。ただ、先月14日に予定されていた2回目の弁論準備手続きが延期されるなど、裁判の行方が不透明になっている。電撃的に早期決着する可能性も残されている。
松本も早期の仕事再開を強く望んでおり、キー局関係者も「年内復帰もあるのでは」と話している。1月に活動休止入りした際には、「10月改編で終了するレギュラー番組が出てくる」と見る向きもあった。ただ、現時点で終了した番組はゼロ。訴訟の展開次第で、全番組が元通りに戻るかもしれない。
《イタズラジャーニー終了でネタパレ移動》 10月の改編では、お笑いコンビ「かまいたち」と「チョコレートプラネット」が出演する「イタズラジャーニー」(土曜後6・30)が終了することが明らかになった。金曜午後11時40分から放送されていた「ネタパレ」が同枠に移動する。ネタパレが放送されていた枠では、今年3月に亡くなった鳥山明さんが原作・ストーリー・キャラクターデザインを手がけた新作アニメ「ドラゴンボールDAIMA」が10月11日から放送される。
【損害賠償訴訟経過】
昨年12月27日、週刊文春が松本の女性への性的行為の強要を報道。吉本興業は記事は客観的事実に反するとして「法的措置を検討」と抗議のコメントを発表した。今年1月8日に松本はSNSに「事実無根なので闘いまーす」と投稿し、裁判に専念するため活動休止すると発表した。その言葉通り、報道で名誉を毀損(きそん)されたとして発行元の文芸春秋などに5億5000万円の慰謝料などを求めて提訴した。
第1回口頭弁論を控えた3月25日には代理人弁護士を通して「世間に真実が伝わり、一日も早く、お笑いがしたいです」とコメントを発表。同28日の口頭弁論で文春側は請求の棄却を求め、全面的に争う構えを見せ、松本は出廷しなかった。
スポニチ
https://news.yahoo.co.jp/articles/6ba4d0ec74c475e091d1a9bdfeb4e13ed1f568fe
引用元: ・復帰待つ?フジテレビ 松本人志番組を継続 裁判早期決着なら年内活動再開も [ひかり★]
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