重要なのは、研究チームがこれらすべての有害な影響に対抗する新しい抗体療法も発見したことだ。
ネイチャー誌に掲載された グラッドストーン研究所と協力者による研究は、血液凝固はCOVID-19の炎症の結果に過ぎないという従来の理論を覆すものである。
研究室とマウスを使った実験を通じて、研究者らは血液凝固がむしろ主要な影響であり、毒性炎症、ウイルス除去障害、COVID-19および長期COVID患者によく見られる神経症状など、他の問題を引き起こしていることを明らかにした。
引き金となるのはフィブリンだ。フィブリンは血液中のタンパク質で、通常は健康な血液凝固を可能にするが、以前には有毒な炎症作用があることが分かっている。
新たな研究で科学者らは、フィブリンがCOVID-19ではウイルスと免疫細胞の両方に結合して異常な血栓を形成し、炎症、線維症、ニューロンの喪失につながるため、フィブリンの毒性がさらに高まることを発見した。
カテリーナ・アカソグルー博士、グラッドストーン研究所神経血管脳免疫学センター主任研究員兼所長
フィブリンが炎症や神経症状の誘因であることがわかれば、病気を根本から治療するための新たな道を切り開くことができます。マウスを使った実験では、フィブリン抗体療法で血液毒性を中和することで、COVID感染後の脳と体を守ることができます。」
パンデミックが始まった最初の数か月から、無症状の患者の間でも、不整脈や脳卒中がCOVID-19の不可解な影響として現れた。
その後、COVID-19が大きな公衆衛生問題となるにつれ、神経学的影響を含むこの疾患の他の症状の原因を理解することの重要性はさらに高まった。
パンデミックが始まって以来、世界中で4億人以上がCOVID-19に感染し、毎年約1兆ドルの経済損失が見込まれている。
多くの科学者や医療専門家は、COVIDの原因ウイルスに対する免疫系の急速な反応による炎症が、血栓や脳卒中を引き起こすという仮説を立ててきた。
しかし、2020年のパンデミックが始まった当初でさえ、その説明はアカソグルー氏と彼女の科学協力者にとって正しいとは思えなかった。
「感染に反応して同様のサイトカインストームを引き起こすが、COVIDで見られるような血液凝固活性を引き起こさないウイルスは他にもたくさんあることが分かっています」と、アカソグルー氏とともにこの研究を共同で主導したグラッドストーン研究所の上級研究員兼名誉所長のワーナー・グリーン医学博士は言う。
論文で説明されているフィブリンのメカニズムは、米国ではもう入手できないアデノウイルスDNA COVID-19ワクチンに関連する、血小板減少を伴う極めてまれな血栓性合併症とは関係がありません。
対照的に、世界COVIDワクチン安全性プロジェクトが主導した、COVIDワクチン接種を受けた9,900万人を対象とした研究では、mRNA技術を利用して体内でスパイクタンパク質を生成するワクチンでは、安全性の懸念の基準を満たす過剰な凝固や血液障害は見られませんでした。むしろ、mRNAワクチンは、感染によって引き起こされる凝固合併症から保護します。
「脳内に漏れ出したフィブリンが、COVID-19患者や長期COVID患者に脳の霧や集中力の低下などの神経症状を引き起こす原因となっている可能性がある」とアカソグルー氏は言う。
「フィブリンを阻害することで、COVID-19感染後の有害な炎症からニューロンを保護することができる」
https://www.news-medical.net/news/20240829/Study-reveals-the-role-of-blood-clotting-in-COVID-19.aspx
引用元: ・【グラッドストーン研究所】新型コロナウイルス感染後遺症の原因は血栓(血液凝固)、フィブリンがウイルスと免疫細胞の両方に結合して異常な血栓を形成
こいつ擁護文献ばかり持ってくるよな
まず学会員の電磁波攻撃を疑わないと
コメント