タレントの最上もが(35)が27日放送のNHK Eテレ「ハートネットTV」(月~水曜後8・00)に出演。でんぱ組.inc時代に誹謗中傷に悩まされたことを明かした。
最上は人気アイドルとして「休み、睡眠時間も取れなかった」生活を過ごしていた。そんな中、14年くらいから誹謗中傷の言葉が大量に届くようになったという。
最上は「例えば私だけがグラビアの仕事をしていて、お前だけが体を売っている、みたいな。ほかのメンバーはそんな汚いことをしないのに、みたいな」と、ほかのメンバーと比べる言葉が多かったという。
「自分の中でもグラビアという仕事の折り合いをつけるのが大変だったとし「ソロで活躍したいという気持ちは全くありませんでした。なぜ自分だけ嫌われるのか 悲しくて仕方がなかったです」と最上。
「私もメンバーなのに、私以外のメンバーだけを認めている人がすごく多くて」最上のファンも、ほかのメンバーのファンから認められない状態が「すごく嫌だった。私の存在が周りを傷つけてしまう。気にするなと言われてもスルーできない」と振り返った。
どんどん精神的に孤立してしまい、OD(オーバードーズ)をしてしまった時は「きっかけがあって、衝動的にやってしまったんですけど。当時は寝ないと辛いのに寝れない。睡眠薬を飲んで無理やりにも寝る。ライブも安定剤を飲まないとやっていけない時期があった」と明かし
「常に明るい気持ちになれなくて。カメラの前で笑えなかったんです。でも、自分でもどうすることもできない。笑おうとすると泣きそうになる、よくわからない感情になっていました」と語った。
番組では今年の2月に「ツギステ」が現役アイドル・経験者102人に調査をした結果、52%が活動中に精神疾患を患ったと答えていたことが明らかになったと紹介。
最上も「表に出る人って、心のケアをちゃんと学ぶべきだと思うんです。それってなかなか浸透しにくい。どうしても心療内科に通っているって言うと、どうしても偏見の目で見られがち。身近に存在するっていうのを分かってほしい」とし、
自身がうつ病と診断された時には「私自身が、もともとが変というわけじゃなくて、病気になってしまったからこういう思考になってしまったんだって、自分の中で折り合いをつけられたんです。その時に楽になった。病気なら治せるかもと思ってホッとした」と明かした。
最上は11年12月にでんぱ組.incに加入。グループ活動のほか、グラビア、女優としても活動したが17年8月に脱退。21年5月に女児出産を報告。シングルマザーとして子供を育てている。
引用元: ・【芸能】最上もが 誹謗中傷に悩まされ衝動的にオーバードーズ うつ病と診断され「病気なら治せるかもと思ってホッとした」 [冬月記者★]
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