民事訴訟記録の保存期間は原則5年で、別扱いで残されている判決原本を除き、ほぼ全ての震災関連の記録が廃棄されたとみられる。
来年1月で同震災は発生から30年。住宅や高速道路の倒壊、災害関連死など、都市直下型地震がもたらした数々の訴訟の軌跡と教訓が示された記録は、防災研究や歴史資料として活用が期待されていた。【中略】
●判決原本は保存期間50年
また、廃棄された記録には、被災マンションの建て替え決議で無効確認を求めた訴訟のうち、少なくとも3件の記録が確認された。
震災後に相次いだ複数の同種訴訟で代理人を務めた乗鞍良彦弁護士は記録が廃棄された事実に「被災マンションの建て替えで苦労された方は、どう思うだろうか」と驚いた。
【中略】
事件記録を巡っては、22年10月に神戸連続児童殺傷事件をはじめ、重大少年事件の記録が各地で廃棄されていたことが判明した。
最高裁は責任を認め、今年1月に施行された新規則では、事件記録を「国民共有の財産」と理念を明記。
続きは神戸新聞 2024/8/27 05:30
https://www.kobe-np.co.jp/news/society/202408/0018051422.shtml
引用元: ・【兵庫】震災訴訟記録が全て廃棄 阪神・淡路、永久保存ゼロ 神戸地裁保存「原則5年」踏襲 [おっさん友の会★]
コメント