https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1304020?display=1
「健康な大人子供には深刻なウイルスではない」KP.3の症状と対策
引用元: ・熱なしコロナが感染拡大、「毛細血管が詰まり毛根が壊死して脱毛するだけ」「深刻なウイルスではない」 [422186189]
コロナ後遺症の謎を解く鍵 「毛細血管の微小血栓」
求められる確実な治療法
研究が続く一方で、新型コロナ後遺症の症状に悩む患者は治療法を求めている。プレトリウス氏のチームが査読前論文を投稿するサーバ「Research Square」に2021年12月に公開した研究論文では、24人の新型コロナ後遺症患者に、血液をサラサラにする抗凝固薬の「アピキサバン」と、血小板の働きを抑える2種類の薬を1カ月間併用したところ、微小血栓自体の減少や、微小血栓があると起こる血小板の活性化の軽減がみられたという。
この研究は、被験者や治療後の結果の測定を増やすよう見直しが進められているが、プトリーノ氏は「抗凝固薬や抗血小板薬の効果を示す臨床試験が必要です」と述べている。また、毛細血管にできた血栓の治療には、大きな血栓の治療に使うものとは異なる抗凝固薬を使うべきかどうかも検討したいと考えている。
一方、マコーケル氏は、「セラペプターゼ」や「ナットウキナーゼ」など、市販の酵素サプリメントを自ら試している。これらには血栓を解消する効果があるとされているが、米食品医薬品局(FDA)は承認していない。
こういったサプリメントや医薬品の適応外使用に頼る患者がいる中、マコーケル氏を含め、多くの新型コロナ後遺症患者は、これらの効果を検証する臨床試験が行われていないことに憤りを覚えている。マコーケル氏自身は副作用を経験していないが、同じサプリメントを飲んで吐き気や嘔吐があった人もいると聞いたという。プレトリウス氏のチームは、サプリメントの効果についても研究したいとしているが、当面は患者の自己責任で試すしかない。
マコーケル氏は、「この問題の規模と生活への影響を考えれば、(米政府によるワクチン開発加速計画)『オペレーション・ワープ・スピード』級の対策が必要です」と訴える。「一向に進展しない状況を、非常にもどかしく感じています」
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