【経済制裁】ロシア産業は2ヶ月後に多数倒産 新たに西側から汎用樹脂原料（MDI）を禁輸され国内の白物家電や床材等々を作れず

オレンブルク地域における冷蔵庫の生産

ロシアの工業企業は、「友好国」を含む海外で重要な化学原料を購入できないため、破産や生産停止の危機にさらされている。
これは、自動車業界、建設会社、家電メーカーの代表を含む大企業20社が政府に送った書簡の中で述べられている。

EU制裁第14弾により、ポリウレタンフォーム、シーラント、セルフレベリング床、パイプ、冷蔵庫の部品、自動車部品の製造に使用される
ポリメチレンフェニルイソシアネート（MDI）のロシアへの供給が停止された。
この資料によると、経済は100％輸入に依存しているとRBCはアントン・アリハノフ産業貿易省長官に送った書簡を引用した。

米国、欧州、日本の供給業者が出荷を停止し、中国もそれに加わった。
中国最大のMDIメーカー、万華化学集団はロシアへの供給を全面停止すると発表した。
サウジアラビアとの合意に達する試みは失敗に終わったと、実業家らは不満を漏らしている。
サダラ・ケミカルはロシアへの出荷の可能性を確認していなかった。

「市場参加者の在庫が限られており、MDIの有効期限が限られていることを考慮すると、
今後数カ月間この状況を維持するには、既存の生産の停止と破産のリスクが伴うため、
この決定は業界にとって衝撃的だった」と書簡は述べている。と言う。