香港メディアの文章を紹介する記事を掲載した。
記事は香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストの13日付文章を引用。文章はパリ五輪で3カ国のアスリートが実力を発揮し、
いずれもメダル獲得数ランキングトップ10に入り、世界に東アジアのスポーツでの力を示したと紹介。
また、試合会場外でも3カ国の若い選手たちが五輪精神を実践するような振る舞いを見せて広く注目を集め、
東アジアや他地域での緊張局面を和らげ、持続可能な平和と協力を推進する希望をもたらしたと伝えた。
そして、体操男子団体決勝で、中国の選手が最後の演技を行う際、日本の選手が観客に向け「静かにしてください」というジェスチャーをし、
その後中国の選手が日本選手の善意に返礼をしたこと、中国と韓国、北朝鮮の卓球選手が混合ダブルスの試合後に一緒に「自撮り」を
行ったことなどが感動的な一幕としてネット上で急速に拡散したと紹介。「このような若きアスリートたちの行動はイデオロギーを
超越しており、五輪の核とる価値観について改めて考える機会を与えてくれた。日中韓3カ国は発展に注目すると同時に、
意見の相違をコントロールし、地域の包容性を高めるよう促していかなければならない」と評した。
その上で、五輪での感動的なシーンから得られる啓示として、青年の交流は往々にしてイデオロギーや偏見を超越し、
各国にとって実施する価値が最も高い活動の一つであること、地政学的な緊張がますます高まる昨今において、
人文交流がこれまでのいつよりも重要になっていること、そして日中韓3カ国は未来志向の協力分野について優先的に考え、
3カ国の学問や業界の垣根を超えた研究リソースの統合と協力を通じ、貿易以外の新たな連帯感を確立することの3点を挙げている。
文章は最後に、地域の一体化レベル向上が中国にとっては国内の機関、企業の生産効率向上につながり、日本や韓国にとっては
中国市場や発展のチャンスを共有することで、戦略的実践がより豊富なものとなり、東アジア地域の福祉水準も向上することになるとの
見方を示した。
(翻訳・編集/川尻)
https://www.recordchina.co.jp/b938896-s25-c50-d0193.html
引用元: ・【香港紙】 オリンピック精神が日中韓の協力をアシスト [8/18] [仮面ウニダー★]
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