テレビ各局が岸田首相の不出馬会見生中継も民放は10分で撤退 ネットでは「一兵卒」発言が波紋
岸田文雄首相が14日に開いた自民党総裁選の不出馬会見は、テレビ東京を除くテレビ各局が生中継した。
不出馬はこの日午前に各メディアが速報。首相官邸での緊急記者会見は午前11時30分に始まった。
地上波テレビでは一斉に岸田氏の姿が映しだされたが、「自民党が変わることを示す、最も分かりやすい最初の一歩は、私が身を引くことであります。私は、来る総裁選には出馬いたしません。総裁選を通じて選ばれた新たなリーダーを一兵卒として支えていくことに徹して参ります」という肝になる言葉が聞かれると、民放はほどなく続々と撤退。
重要会見ながら、開始10分後も中継を続けたのはNHKのみだった。
ネット上で関心を呼んだのは「一兵卒」発言。旧民主党政権時代の2010年、同党の小沢一郎氏が使って話題になり、新語・流行語大賞にノミネートされた。政治家がしばしば使う言葉で、岸田氏も進退を表明する場で持ち出した。
これにX(旧ツイッター)では「いっぺん卒業してくれ」などと引退を望む声や、「自称一兵卒がめっちゃ強いし」との皮肉めいた反応が寄せられた。終戦記念日前日とあって「戦争を想起させるから嫌い」「この時期に『一兵卒として…』ってねぇ~」「日本の首相は辞めたら軍隊に入ると勘違いされる」とKYぶりの指摘もみられた。
さらには「ようやく器に合った立場になるわけだ」との声も。「政治家って一兵卒って言葉使うの好きよね」と受け止められがちな永田町用語でもあり、SNSでは評判がよろしくなかったようだ。
引用元: ・【テレビ】岸田首相の『総裁選不出馬』会見 テレ東を除く各局が生中継も民放は10分で撤退… ネットでは「一兵卒」発言が波紋 [冬月記者★]
ムリにここで政治の話しなくていいから
また、比喩的に、ある目的や人の指図に添って大勢の中のひとりとして下積みの仕事をする者。
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