【ボクシング】金のヘリフ「私は女性」　性別騒動、中傷を憂う〔パリ五輪〕

メダリストの記者会見でヘリフは、「私は普通の女性。女性として生まれ、女性として暮らし、女性として戦っている」と強調した。初戦の2回戦で対戦したイタリア選手がわずか46秒で棄権。国際ボクシング協会（IBA）が主催した昨年の世界選手権を性別検査で失格となっていたことが取り沙汰された。五輪に関与できないIBAが、5日に会見を開いて「男性」と主張し、さらに波紋を広げた。IBAは不明朗な組織運営などを理由に国際オリンピック委員会（IOC）から統括競技団体の承認を取り消されている。

ヘリフは「私は2018年からIBA傘下の試合に出ていた」と反論。「どうしてかは分からないが、彼らは私のことを嫌っている」とも語った。誹謗（ひぼう）中傷を受けており、
(抜粋)

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