https://news.yahoo.co.jp/articles/20f30d2978b0b52609fda78a8e55134c12efda8a
開会式ではドラァグクイーンが話題に、実は何種類もある旗のデザイン、進化し続ける背景とは
レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー、クィア、クエスチョニング、インターセックス、アセクシャルなど、LGBTQIA+のプライドを象徴するレインボーのプライドフラッグは、多様な色を示すことだけが目的ではない。この旗を掲げた家や店、バンパーステッカーが貼られた車は、LGBTQIA+の人々を支持し、安全な場所を提供する意思を示している。
パリオリンピックの開会式では女装したドラァグクイーンが登場する演出があり、話題となった。スポーツにおける性的少数者の話題を扱うニュースサイト「Outsports」によれば、パリ五輪にはLGBTQIA+を公表している選手が過去最多となる193人出場しているという。
「虹に象徴されるように、コミュニティはどこにでも存在します」と話すのは、LGBTQIA+の文化と歴史を保存する米ストーンウォール国立博物館の事務局長ロバート・ケステン氏だ。
レインボーフラッグの誕生
米国で、選挙で選ばれた公職者として初めてゲイであることを公表していたハーベイ・ミルクは、1978年6月25日に開催されるサンフランシスコ・ゲイ・レズビアン・フリーダム・デー・パレードの準備中、同じくゲイであることを公表していた退役軍人・ドラァグクイーン・活動家・芸術家のギルバート・ベイカーに、LGBTQIA+コミュニティを表すシンボルをつくるよう依頼した。
ベイカーは、米国旗に着想を得て、LGBTQIA+コミュニティの喜び、美しさ、力強さを感じさせる8色のストライプから成るレインボーフラッグを考案した。
「1970年代後半は、米国独立200周年前後ということもあり、国民の誇りが頂点に達していた時期でした。また、社会では同性愛者に対する偏見も高まっていました。そんななか、国家の象徴である国旗を基にしたプライドフラッグは、クィア(性的マイノリティ)の人々の心に響いたのです」と、米パデュー大学の歴史学助教であるクリストファー・ユーウィング氏は言う。
ベイカーのレインボーフラッグには、性を表すピンク、命を表す赤、癒しを表すオレンジ、太陽の光を表す黄、自然を表す緑、魔法を表すターコイズ、調和を表す青、魂を表す紫が使われた。
1978年11月にハーベイ・ミルクが暗殺されると、フラッグの需要は高まり、製造が追いつかなくなったという理由でピンクとターコイズは削除された。残りの6色は、ゲイプライドの象徴として今も使用されている。
(以下略、続きはソースでご確認下さい)
引用元: ・【性的少数者】パリ五輪には過去最多193人のLGBTQIA+選手が参加、レインボーフラッグはなぜ象徴に? [鉄チーズ烏★]
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