7/18(木) 18:25 マグミクス
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『あたしンち』第21巻 著:けらえいこ(KADOKAWA/メディアファクトリー)
何気ない日々を大切に描く日常系作品の傑作
けらえいこ先生による『あたしンち』は、1994年に読売新聞日曜版で連載が始まった日常系コメディマンガです。2002年にはTVアニメ化され、日本国内だけでなく、海外でも高い人気を獲得しました。
『あたしンち』の原作マンガとアニメの最終回を知っていますか?
『あたしンち』の魅力はなんといっても、共感できる日常エピソードと個性あふれるキャラクターたちです。西東京市在住の立花家の長女「みかん」を中心に、弟の「ユズヒコ」や「父」「母」たちが織りなす、優しく温かい作品世界は多くの人を魅了しました。
『あたしンち』では世界を揺るがす大事件や、超自然の出来事はありません。通学中に頭をよぎるちょっとした疑問や、友達との会話のなかで感じたかすかな違和感など、普段だったら見逃してしまいそうな「小さな気付きや感情」を拾い上げてくれます。過度な喜びや悲しみではなく、日常系コメディらしく平凡で平和な毎日のちょっとした変化に価値を見出す喜びが描かれています。
そのような『あたしンち』は、原作マンガが2019年に21巻で完結し、7年にわたって放送されたTVアニメも終了したことで最終回を迎えたと思っている方は多いのではないでしょうか?
しかし実はまだ終わっていないのです。
『あたしンち』は長期連載でよくあるように、メディアの移動がありました。そのため作品の移動を把握していないと、いつの間にか終わってしまったかのように誤解しがちです。
1994年から連載が始まった『あたしンち』は、2012年に読売新聞日曜版での連載が終了し、21巻でひとまず完結しました。このとき、最終エピソードで突然「母」がピンクのエプロンを『スーパーマン』のマントのように羽織って「元気でいればきっとまた会える」「みなさん本当に ありがとう…!」と歌いながら空を飛ぶ、これまでにない展開が話題を呼びました。
この時、ネット上では展開の唐突さと違和感から、作者の母が文字通り「天に昇った」ことで、いつまでも続く平和で幸せな日常が描けなくなったのではないかと、まことしやかに語られました。21巻の表紙では「母」がほほえみながら手を振っているイラストが描かれたこともあり「死亡説」を信じた方も多かったようです。しかしこれはあくまでもうわさに過ぎず、X(旧:Twitter)で公式に否定されています。
多くのファンにとって終わらない日常が終わってしまったショックは、都市伝説を生み出すほどのものであり、数年を経ても自然消滅しないほど根強いものだったようです。
その後、『あたしンち』は掲載誌が「AERA」に変更されて連載が再開されました。2024年時点では『あたしンちSUPER』にタイトルを変更して3巻まで刊行されています。
(※以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。)
引用元: ・【芸能】『あたしンち』って終わったの? 母「死亡説」と「最終回」の真相 [湛然★]
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