All About ニュース編集部
2024.06.28
今回インタビューしたのは、日本の裏側にあるチリ・サンティアゴに住んでいるパウラさんです。両国をつなぐ直行便はなく、気軽に行くには難しい距離がありますが、それでもこれまでに日本を2度訪れているそう。
そんな「日本大好き」なチリ人・パウラさんの日本への印象、興味を持っている日本の文化とは?
日本語で唯一難しいと感じるところは?
日本語が堪能で、アニメをきっかけに日本にハマったパウラさん。今は『NANA』(日本テレビ系)を見ているようです。日本語は15年以上学んでいて、文章でも会話でもコミュニケーションは問題ないように見えます。今回の取材は全て日本語で行われました。
しかし、それでも「漢字」は難しいと感じているようです。「ちょっと苦手です……」とのこと。チリの公用語はスペイン語のため、漢字にはなじみがないのでしょう。
「猫ミーム」BGMに携わったチリ人だった
1時間にも及ぶインタビューに快く応えてくれたパウラさん。前半から中盤にかけては日本とチリの違いを教えてくれ、いよいよインタビューも終わりというところで、パウラさんの口から突然「私が猫ミームの翻訳したの知ってますか?」との質問が!
「猫ミーム」とは2024年に日本でバズった猫動画のことで、日常のあるあるなどを切り取って動画にし、SNSで発信するのがブームになりました。動画のBGMに使われていたのがチリ人歌手・クリステルさんの曲『Dubidubidu』で、同曲の日本語ver.の歌詞への翻訳をパウラさんは担当したとのこと。
チリでは20年以上も前にリリースされた曲でしたが、日本で流行したことを受け、パウラさんはクリステルさんに「一緒に日本語ver.を作りませんか?」と連絡をしたようです。
パウラさんは日本語が堪能で、仕事でもチリの語学学校「Clases de Japones Santiago」で日本語を教えているため、翻訳ができたのだそう。
SpotifyやApple Musicなどで『Dubidubidu – Christell Version – Japanese』というタイトルで曲が出てきます。
サビの「チピチピチャパチャパ」は元の歌詞と同じですが、歌い出しは「歌いたいなら 遊びたいなら うちに来てもいいよ」と日本語となっています。日本語でもリズムが取れて、ノリノリで歌える歌詞です。
その歌詞をパウラさんが翻訳を手掛けたとは驚きですね。さらに「動画にも出ています」と教えてくれました。クリステルさんと一緒に歌っている左側の女性がパウラさんです。自ら連絡を取って翻訳し、動画にも出演してしまうなんてすごい行動力ですね!
引用元: ・取材したチリ人が「猫ミーム」BGMの日本語ver.を作った人だった! 実はチリで20年以上前に発表された曲 [朝一から閉店までφ★]
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