Jun 28 2024
開幕が間近に迫ったパリ五輪だが、トライアスロンなどの競技会場となるセーヌ川の水質改善が不十分なことが問題視されている。多額の費用を投入し浄化を進めてきたが、いまだに水質は泳げるレベルにはないと判明。五輪に批判的な市民の不満も、ますます高まっている。
◆そもそも汚すぎて遊泳禁止だった… 改善進まず
セーヌ川では、トライアスロンやマラソンスイミングが予定されている。スポーツおよび政治解説サイト『アウトキック』によれば、川にはゴミと汚水が広がっており、1923年以来泳ぐことは違法とされてきた。そこで、安全に泳げる水質にするため、これまでに14億ユーロ(約2400億円)以上が投入されている。
しかし、最新の報告書によれば、最初のトライアスロン競技まであと5週間という時点で、水質はあまりにも悪かった。採取された水のサンプルからは、大腸菌を含む2種類の細菌が高率に検出され、大会のために設定された基準を満たしてはいなかった。(スカイニュース)
パリの下水道網は19世紀後半から整備されてきたもので、大雨が降れば家庭の汚水が直接セーヌ川に流れ込むことがある。つまり、し尿が川にあるのと同じだ。昨年は、水中の大腸菌レベルが高いという理由で、いくつかのテストイベントが中止されている。
◆「セーヌ川でうんちを」抗議運動勃発
マクロン大統領とパリのイダルゴ市長は、水質が改善されたことを証明するため、五輪開催前に必ずセーヌ川で泳ぐと表明。23日はイダルゴ市長が泳ぎ、水がきれいなことを証明する予定だった。
ところがこの計画と並行し、「23日にセーヌ川でうんちをしよう」というムーブメントが市民側でスタート。政治家たちが泳ぐ際、うんちが彼らに届くように計算するウェブサイトが立ち上げられ、参加が呼びかけられた。
サイトには、「彼らが我々を糞の中に投げ込んだ。今度は彼らが我々の糞に飛び込む番だ」というスローガンが掲げられている。
===== 後略 =====
全文は下記URLで
引用元: ・うんち抗議は延期 浄化に2400億円も…依然汚いセーヌ川 パリ五輪までわずか
昔から雨水と一緒に生活排水処理してるようなとこはどこも同じような問題抱えてるんだろうね
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